ケーブルには向きがあってプラグが「5極」のほうをヘッドセット側に挿し、4極のほうをデバイス側(PRO X DAC)に挿します。
スプリッター(ヘッドホンとマイクを分岐するための短い二股ケーブル)を使用する場合も4極プラグを挿します。
よく見ると黒い帯の数が違います。4本で5つに分かれているのが5極、3本で4つに分かれているのが4極です。 |
逆に挿すと音量が異常に小さい、モノラルに聞こえる、自分の声が反響する、マイクがミュートできない、片耳が聞こえない、ボイスチャットの相手に声が二重に伝わる、再生しているサウンドがマイクに乗ってしまうなど正常に動作しません。
プラグとジャックの接点(ピンアサイン)で異常なクロストークが起こるためです。
ケーブルの中でステレオとマイクが混信しているのです。
「マイクがヘッドホンの音を拾って相手に伝わってしまう」問題がよく報告されていますが、実際に空間を伝わった音声をマイクが拾っているのではなく、ケーブルのクロストークが原因であることがほとんど。
大量生産されるものなので設計や結線のミスも多く、“何度も” 交換対応になるケースが珍しくありません。
Amazonの★1評価を見ると「片耳が聞こえない」「マイクが反応しない」「すぐ抜ける」といったレビューが大量にあります。
おそらくケーブルを逆に挿していることに気づいていない人が多いのでしょう。
同一人物がレビューしているのでなければ…かなり大勢。
これはイヤホンの「リケーブル」もトラブル続出でしょうね……
コネクタの規格の違い、2pinの向き、プラグの違いなど懸念材料が多すぎます。
今さら「ケーブルが逆じゃない?」なんて言えないよね…
スマホやパソコンなどの調べる道具を持っていても、検索で有用な情報にたどり着けない人がいるということがよくわかります。
私は必ずしも「無知は罪」だとは思っていません。
ネット検索があてにならず、不要な情報や間違った記事に翻弄されていることが悪いのです。
G PRO Xヘッドセットはケーブルの問題だけではなく、専用ソフトウェア「G HUB」をインストールすることによるサウンドの不具合もあります。
まさか2023年最新版でも直っていないとは。
G HUBをアンインストールすれば正常になるのも以前と変わりません。
2023年3月25日追記
向きを正しく接続してもマイクがエコーしてしまうケーブルがありました。
これはひどい……
社外品ですが互換性をうたっているため試しに買ってみたのですが、再生はともかくマイクがすさまじいエコーを起こして使い物になりませんでした。
2024年1月5日追記
マウスを含めてヘッドセットもロジクール製を使っていません。
Razer BlackShark V2 Pro (2023)のワイヤレスなのに遅延がなくマイクが超高音質というところがあまりにもよすぎて、G HUBのロジクールなんてもはや無用です……
本当に、本当にありがとうございます。
返信削除まさかこんな原因とは思いませんでした。
あなたが居なければ返品していました。
もうlogicalのヘッドホンは買いません。
お役に立ててよかったです
削除有益な情報をありがとうございました!
返信削除(壊れない程度に)いろいろ試してみてください!
削除