それを否定するということは最終的に「自分も生きる意味がないじゃん」というところまで行き着くからです。
冷静に考えて、人間がこの世に生きている理由を論理的で妥当に説明することができるでしょうか。感情論や道徳・宗教的観点の感想しか出てきません。
「弱肉強食」「適材適所」「自然淘汰」を考えると、誰一人この世に生きる必要がなくなります。
ミニマリストの様相を見てすぐに気づいた通り、「減らす」か「なくす」方向にしか物事を考えられなくなると人生は詰むことがわかっています。
無駄だと思っていても、非効率な仕事でも、価値のない存在に見えても、何かをするというのは人間が生きる理由そのものなんです。
それを自分から取り除いていくことがどうして健全といえるのでしょうか。
もし希望や目標が見えたとたんに死の宣告を受けたらどうしますか?
気が動転し、少しでも死に抗おうとするのではありませんか?
そうするのは「なぜ」ですか?
死ぬのが正しい判断ではないからです。
理由を説明できなくても結果的にそうなるのであれば、正しい判断を尊重しましょう。
付加価値が上回ってさえいれば、その不要品が存在することには何の問題もありません。
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