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XENO ES1 V2 WW 【CREE XP-G2 電球色 Warm White LED : 2600-3700K】使い方とレビュー
白い紙ケース |
ケースを外すと金属の缶が現れる |
真っ赤な布にライト本体がくるまれている |
無理やり折りたたまれた取扱説明書 |
1AA(単3)アルカリ、エネループ使用可能 |
Warm Whiteは最大90ルーメンと控えめ |
これ一つで切り替えられるわけではありません。
手のひらと比較したES1 |
クリップは着脱式で、つけておけばライトの転がり防止になって便利。
アルミニウム合金の表面を軍規格のハードアノダイズド(Type-III)で処理されています。
シュアファイアのそれには及ばないと思いますが、非常に堅牢な仕上がりになっています。
色はガン・グレイで灰色がかった黒です。
スイッチはやや奥まっており、固く押しにくい構造 |
防水性はIPX-7相当。
常温で1mの浸水に耐えられる程度で、水中で使用することはできません。
テールキャップを外したところ |
しっかりと締め込まれる構造になっています。
XENOの公式サイトによるとスプリングは24Kのメッキらしい?
ねじ山とOリングに劣化防止のリップスティックを塗る |
ねじ山とOリングの劣化を防ぎ、ライトを長く使用できるようになります。
締め付けが強いので潤滑油なしではOリングがすぐに痛みそう。
SANYOのエネループを入れる |
非常にランニングコストが安いのでお勧めです。
ミネラルガラスに反射防止コーティングがなされているレンズ 周囲には蓄光塗料 オレンジピールリフレクター |
透明度の高いウルトラ・クリアレンズに反射防止コート(AR)が施されています。
カメラや双眼鏡のレンズのように紫色のコーティングが見えます。
Low <40ルーメン 連続点灯時間6時間 |
これでもキセノン球のミニマグライト2AAよりはるかに明るい。
実用十分な明るさであると感じます。
Ultra Low <1.2ルーメン 連続点灯時間150時間 |
夜道の足元を照らすには不安ですが、本を読むことには使えそうです。
暗闇なら目が慣れているため、これでもかなり見えます。
ランタイムも長く、災害時の夜を過ごすには使えそうです。
フリッカー(ちらつき)はまったくありません。
High 90ルーメン 連続点灯時間1時間20分 |
ライト本体がかなり温かくなります。注意。
日常的な屋外での夜間活動、夜の散歩、倉庫の探索には十分な明るさです。
150ルーメンを超えるLEDや集光機能のあるライトと比べると遠距離はあまり照らせません。
本格的なアウトドアや救助活動の際には頼りない光となるでしょう。
ただ電球色というだけあって不快なまぶしさがなく、黄色っぽい温かみのある光なので、
非常事態においては心理的に安定させる効果を期待できます。
キャンプファイアやバーベキューなどの雰囲気を損なわず、楽しい演出にも一役買います。
Ultra Lowでも文字は読める |
夜間に地図を確認したり、自宅の照明をつけることもなくトイレに行ったり、
いつ救助が来るかわからない災害時の夜をずっと待ったりするには、
最大150時間のランタイムを生かせるでしょう。
なお、ランタイムの表記はエネループプロ?(2600mAh)のもよう。
普通のエネループの場合は25%ほど短くなるんでしょうかね。
電池残量が少なくなると明るさ変更の際に消灯してしまいます。
故障かと思ってしまいました。
十分な電圧を取り出せない状態なので電池を交換してください。
1900mAhのエネループではLowでも4時間もつかどうか怪しいです。
夜間の巡回などには予備の電池を携帯するか、別のライトを選んだほうがよいでしょう。
ストロボやビーコンの使い方ですが、ちょっとわかりにくいものがありました。
普通にテールスイッチを押して点灯させた状態で、
半押しを素早く3回するとストロボになります。高速で点滅するモードです。
その状態で半押しを1回するとビーコンになります。ゆっくり2回ずつ点滅するモードです。
さらに半押しを1回するとSOSになります。モールス信号でSOSを発するモードです。
もう一度半押しをするとストロボに戻ります。
ストロボ:High 4時間
ビーコン:Low 15時間
SOS:Low 9時間
すべてのモードにおいて焦点調節機能はなく、スポット寄りの配光となっています。
マグライトXL100はスポットが強く、周辺光が弱くて屋内や近距離で使いにくい。
LEDのフリッカーもひどく、動く物体を照らすとチラツキが気になってしまうほど。
XENO ES1はXL100よりは配光がフラットで、フリッカーもなく、目にやさしい。
テールスイッチが固くて押しづらい、またはゴムの劣化が心配な場合、
スイッチONの状態でテールキャップを少し緩めることでOFFにすることもでき、
締めれば通常の点灯となるため、あとは半押しで明るさと機能の切り替えが可能です。
テールスイッチを指の腹で押すのは困難で、指先を立てて力を加える必要があり、
ゴムが破れそうな心配があるため、キャップを緩めて運用するほうが現実的かも。
さて、そもそもなぜルーメン値で不利となる「電球色」のLEDなのかといいますと…
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