2021年6月17日木曜日

Discordのマイクテストで声が途切れロボットのように歪んで聞こえても実際のボイスチャンネルには正常に伝わっている

どこをどう設定してもDiscordのマイクテストを実行すると、

・ロボットボイスになる
・声の始まりと終わりが途切れる
・音量が異常に不安定


といった問題が直らなくて困っていたのですが……
実際にボイスチャンネルで通話をしてみると「何も異常がない」とのことでした!


サウンドカードやUSBヘッドセット側に「ノイズ抑制」や「エコー除去」「音量調整の自動化」などの機能がついている場合は、Discord側を無効にしておく必要があります。

ノイズリダクション、エコーキャンセル、ノーマライズといった処理は二重に適用されると音質に異常をきたすことが多いので、必ずデバイスか通話アプリのどちらかを無効にしなければなりません。

しかし…

どのような設定を試しても、Discordでマイクテスト(確認しまし…)を実行すると自分の声がロボットボイスになってまともに聞こえないんです!!

グニャグニャグニャ…というかボワボワボワ…と歪んで聞こえるんです……


ひょっとしてマイクテスト用のサーバー?かその通信経路の問題ではないのかと思い、実際に友達とボイスチャンネルでこちらの声を確認してもらったところ……


何の異常もないし、普通に聞こえているそうです。


………


マイクテストが正常に機能していないだけみたいですねwww





Discord認定のヘッドセットG PRO Xなのにダメなんてことは………。






Discordのマイクテストで声がおかしくなる謎の現象。



結局Discordのプログラムに問題があるか、マイクテストサーバーが混雑してるんじゃないですかね;;
帯域制限をかけすぎているような印象…



ヘッドセットのマイクを「Blue ICEPOP Logicool G Pro」にアップグレードしてもロボットボイスは直りません。

自分の声がエコーしたり相手の声が二重に聞こえたりするのは「独立グランドケーブルのヘッドセット」なら解決するかもしれないです。

ヘッドセットのプラグが奥まで挿さっていない、あるいは「深く挿しすぎ」ている場合にも声がエコーしたり、異常に音質が悪くなったり、片耳が聞こえなくなったりすることがあります。

プラグを挿抜して音が激変する場合は端子の汚れが原因かもしれません。
無水エタノールで掃除しましょう。



デフォルトで有効になっている「Krisp」をオフにしてもロボットボイスは直りません。

やっぱりマイクやデバイスやDiscordではなくマイクテストサーバーの問題としか思えないのですよ!


Discordの利用者側でこれほど対策を講じても解決しないのはおかしいです。
通話アプリとして相当なシェアがあるのだから、ヘッドセットの不具合と勘違いして「声が途切れます」「まともに通話できません」といった低評価がつけられてしまうのは深刻な問題だと思いますよ?

「おま環」だとしても同じ症状の人が多すぎる気が……

マイクテスト以外に何かが通信されているのでは………と一抹の不安がよぎるwww



Discord以外でも自分の声が反響したり、相手の声が二重に聞こえたり、音質が異常に悪い・音が小さすぎたり片耳が聞こえなかったりするのは、端子が奥まで挿さっていないか深く挿しすぎているのが原因の場合があります。

🔗オーディオプラグをパチンと奥まで挿すと正常に音が出なくなってしまうケーブルがある

プラグとジャックの電気的な接点は意外とガバガバに設計されていることが多く、グランド(アース)が正しくつながっていないと音がエコーしたり異常に小さくなったりします。
プラグを挿し込む深さを試行錯誤したり、無水エタノールで接点を磨いたり、ケーブルそのものを交換(リケーブル)したりすることで解決する場合があります。



また「延長ケーブル」を使用すると「クロストーク」が悪化します。

🔗オーディオ延長ケーブルでクロストークが発生する…イヤホン直差しとは大違い

オーディオは「ノイズ」より「クロストーク」のほうが深刻だと思います。
延長ケーブルをつないだだけで劇的に悪化するからです。

オンボードサウンドの端子にイヤホンが届かないから延長ケーブルを使っている───
ためしに延長ケーブルの有無で聴き比べてみてください。片耳だけイヤホンをつけて反対のチャンネルだけのサウンドを再生すると、うっすら聞こえるのがクロストークです。


パソコンのオンボードサウンドは2系統あり、ケースのフロントパネルの端子はマザーボードから「延長ケーブル」で配線されているためクロストークが増加しています。
必ずリアパネルのヘッドホンジャックを使用してください。
フロントとリアではクロストークに雲泥の差があります。

背面端子に届かないからといって延長ケーブルを使用するとクロストークが増加します。
その対策として外付けのサウンドデバイスが必要になる場合があるということです。

手軽なUSB DAC、光デジタルケーブルで接続するアンプ、HDMI等の映像出力からのデコーダーなどさまざまありますが、アナログ出力の場合は本質的に延長ケーブルと変わらないのでクロストークが悪化する点に気をつけてください。

このクロストークはいわゆる「ノイズ」よりもはるかに大きいため、延長ケーブルを避けるだけで音質を大幅に改善させることができます。


「マイクがヘッドセットの音を拾ってボイチャの相手に聞こえてしまう」現象も、ヘッドセットから出た音が空間を伝ってマイクに届いているのではなく、ケーブル内でクロストークが起きているのが原因です。

ヘッドセット側が5極プラグになっているものはマイクのグランドを独立させているため、クロストークを軽減することができます。

(アナログ接続の)ヘッドセットは1本のケーブルでステレオ出力とマイク入力を伝送する構造上、出入りの信号双方でクロストークが発生する問題を回避できません。外付けコンデンサーマイクが推奨されるのはそのためです。


インピーダンスケーブルは再生のホワイトノイズとクロストークを軽減して音質を改善しますが、そもそも「ゲーミング」を冠した商品よりも普通のオーディオデバイスを買ったほうがいいと思います。

ノイズガーノイズガーという人は非常に多いのですが、本当に「ノイズ」を理解しているのか疑問です。


衝動的に購入したXDUOO Link2 Balはホワイトノイズが聞こえませんでした。朗報です。
2022年に発売されたいわゆる「中華スティック型DAC」の一つですが下手な有名メーカーよりいいですね。
ホワイトノイズはUSBオーディオの宿命だと思っていたのですが、新しいものは改善されています。

ゲームで有線イヤホンを愛用している人も多いと思いますが、有名なところとしてはSHURE SE215、Final VR3000、ゼンハイザー IE100などはすべてインピーダンスが低い設計のためゲーミングオーディオデバイスとの相性が悪く、とにかくホワイトノイズが目立つ傾向にあります。

インピーダンスケーブルZY-031ZY-001を使えばどんなイヤホンでもホワイトノイズはほとんど聞こえなくなるので、私はこのどちらかをおすすめしています。

もっと安価なオーディオテクニカのAT3A50STという定番商品がありますが、これはステレオのケーブルに可変抵抗器のスライドがついている構造上、左右の音量が微妙にズレる「ギャングエラー」という現象が起こりやすいのと、実質的に延長ケーブルのためクロストークの増加する問題があるので私はおすすめしていません。
決して悪いものではないのですが、ギャングエラーとクロストークに責任を持てないので個人的に推奨できないのです。これを買って失敗するよりはインピーダンスケーブルを選んだほうが確実です。

Link2 Balはホワイトノイズ、クロストーク、ギャングエラー、発熱、安定性、互換性、見た目の高級感、そして音質のすべてが満足するレベルに達しています。
やはり再生専用機ということでゲーミングオーディオとは比べ物にならない品質です。

USBマイクRazer Seiren V2 Xのマイク音質はよかったのですがヘッドホン出力があまりよくありませんでした。
マイクモニタリングということでフラットでモニター的な音質を期待していたのですが、いざ聞いてみるとホワイトノイズがかなり大きくて高音が上手く再生されず歪んでしまっています。
ゲームのサウンドを聞いてもあんまりアドバンテージを感じられません。


Link2 Balはセットアップしてイヤホンを耳に入れた瞬間、「静かすぎる」ことにまず驚きます。
まったくホワイトノイズが聞こえないばかりか、プラグを挿抜するときのポップノイズまで完全に無音なのでDACが正常に動作しているのかわからないほどです。
触ってみても常温とほとんど変わらないため電源が入っていないのかと思ってしまいます。

ゲーミングオーディオでは経験したことのない静寂さと発熱の少なさが驚異的で、深い低音、濃厚な中音、伸びる高音までバランスよく鳴っています。
聞き疲れしにくいニュートラルというかウォーム系のサウンド。これはイヤホンにもよりますが。
編集の悪い音源やアナログのソースを補整するような仕組みはないので、古い音源を聞くと多少ノスタルジーというかアナログチックに感じられます。

音の広がり、音場、サウンドステージというのは広くも狭くもなく、ソースに忠実に再現されているように聞こえます。これはゲームのサウンドには最適といえます。
音場は広ければいいというものではありません。単にクロストークによって勘違いしているだけの場合があるからです。


バランス接続の「入門」のつもりで買ったのに、もうこれが「終着」でもいいような気がしました。
2万円弱というとオーディオ界隈では「エントリークラス」と見下されるような安物ですが、Link2 Balはハイエンド機器に匹敵する低ノイズと高出力を両立しています。
親指より少し大きいくらいのスティック型DACにもかかわらず発熱もほとんどありません。

アンバランス接続で16ΩのMOONDROP Quarksでもホワイトノイズは聞こえないので、よほど超高感度のイヤホンでもなければまったく問題ないと思います。

Type-CケーブルとUSB A変換アダプター、それにLightningケーブルが付属しているので、ほとんどの環境で使用することができます。WindowsはもちろんSwitchやiPhoneでも動作します。Windows10、11とiPhone 13 Proで確認しました。


実はパソコンのオンボードサウンド(Realtek ALC1220)は十分に高音質でホワイトノイズもありません。
しかしオンボードの音がいいのはリアパネルの端子に直差しした場合だけです。
短いケーブルのイヤホンは届かないので延長ケーブルの使用を余儀なくされることが多いのですが、そうするとクロストークが劇的に悪化してしまいます。
フロントパネルのオーディオ端子は内部で延長ケーブルによって配線されているので、これもクロストークが増加してしまいます。

私は長い間「オンボで十分」と主張していましたが、「ケーブルが届かなければ外付けのサウンドデバイスを検討したほうがよい」と付け加えることにします。
もちろんAUXケーブルで接続するアンプはだめです。延長ケーブルと変わらないので。
PCIスロットに増設する内蔵サウンドカードを使っても何の解決にもなりません。どのみち延長ケーブルがなければ届かないですよね。

USB DAC、光デジタルのアンプ、HDMIからのデコーダーなど、可能な限り劣化のない信号を取り出せる手段を選んでください。
なんならワイヤレスのほうがいいこともあります。
遅延や接続安定性やバッテリーの問題で敬遠されるとは思いますが、理論上はクロストークを完全になくせるはずです(たぶん)。

FPSなどの3Dゲームはゲームエンジンが意図した通りのサウンドを再生することが重要で、サラウンドや立体音響は必要のない(ゲーム側にオプションとして用意されている)ものなので、デバイスは原則「ステレオで正しく動作するもの」を選びます。

バーチャルサラウンドは音質を劣化させゲームでは不利になるということを口が酸っぱくなるくらい言っていますが、実際にそれで収録された映像をLink2 Balで視聴してみると処理の悪さがはっきりとわかります。
具体的にいうと主人公(一人称視点のプレイヤーキャラクター)の足音までサラウンドでぼやけた感じになってしまい、自分の移動する音と敵味方の足音の識別がしづらくなっています。
一対一ならともかく、複数の敵がいた場合はそれで混乱するでしょう。

FPSは「静止画面を眺めながら動かない敵の位置を当てるゲーム」ではありません。
お互いにリアルタイムで移動し、戦況が刻一刻と変化している世界なので、サウンドは忠実に再生することが一番重要なのです。

おそらくゲーミングオーディオメーカーは実際のゲームで使用したことがなく、デバッグ用の静止画面を見ながら不動のオブジェクトから出るサウンドイベントを聞いて設計しているのではないでしょうか。
複数の音源が縦横無尽に動いていればサラウンドなど逆効果でしかないことがすぐにわかりますよ。




6 件のコメント:

  1. これと同じ症状で悩んでます。
    Discord運営からは基本のトラブルシューティングしてくださいなど意味のないアドバイスばっかりでした。
    ただ私の場合サブ垢でスマホからPCのマイク音声を聞いても同じ症状でした。

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    1. PCのマイク音声がオンボードサウンドならマイクのプロパティ→詳細→「オーディオ機能拡張を有効にする」のチェックを外し、
      Discordの「サービス品質向上のためパケットの優先度設定を有効にします」にチェックを入れても直らないでしょうか?

      グニャグニャ音声のまま30秒~1分半ほど話し続けると正常になることがあるので、もしかするとDiscordのアカウントごとに通信の最適化が行われるのを待つ必要がある…のかもしれません。

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  2. 私も同じ症状で悩んでいたのですが、つい先日この現象の回避策を見つけました。
    私の環境では、マイクテスト中に下のウェブカメラのカメラテストを同時に行うと、なぜかマイクテストの方も正常に聞こえるようになります。
    個人的には早くアプデで改善されてほしいです...

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    1. 貴重な情報ありがとうございます!
      Discordがビデオ通話前提の設計になっているのか、接続されていないカメラをテストしようとして内部で不具合を起こしている可能性がありますね;;

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  3. わっちも今日確認したら同じ事になってまして。OBSやマイク自身の録音デバイスで確認する方法は正常に機能してたので。とりあえずサポートに問い合わせだけしておきました。 19日に凸待ち配信があったので確認しておいて正解でした。とりあえず、知り合いの方に声がちゃんと聞こてるか確認をとってもらえれば。あすさんと同じという事になるのですが、もし通話でも同じ事になってたら・・・・゜・(ノД`)・゜・

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    1. まったく同じ状況の人が多いようですね…
      録画ソフト、入力デバイス、マイク設定がすべて正常でもDiscordのテストでは再現性の高い異常が確認される;;
      時間帯や試行頻度によって明らかにDiscord側の反応が異なるので、単なる「通話音質テスト」以外の何かが行われているのではないかと邪推してしまいます…

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メーカーから相手にされないようなレベルでも、サポートをたらい回しにされている人でも答えが見つかるかもしれません。
特にゲーミングオーディオ、ヘッドセットのトラブルが多いですね。