・ZY-Cable P to S インピーダンスケーブル ZY-001でホワイトノイズが消えた!!!
・抵抗入りのケーブル…アッテネーターをつなぐだけでホワイトノイズと音量の問題は解決しそう
能率の高いイヤホンにはもはや必須といえるインピーダンスケーブル。
買い求めやすいZY-001と比べて長さはほぼ同じですが太さが2倍ほどもあるZY-031です。
こんな簡易的なパッケージに入っています。
3.5mmジャック・プラグですが太さがハンパないです。
「アゲハチョウの幼虫」を彷彿させる巨大なジャック。
ケーブルも非常に太く編み込まれていて、しなやかに曲がりますが取り回しが不便。
ポータブル機器には使いづらいので据え置きに向いています。
USBコンデンサーマイクRazer Seiren V2 Xのヘッドフォン出力のホワイトノイズ対策。
高感度のイヤホンは視聴に差し支えるほどのノイズが聞こえるため、インピーダンスケーブルが必要不可欠です。
3.5mmステレオミニはアンバランス(シングルエンド)のためどうしてもクロストークが大きくなる傾向にありますが、ケーブルで抵抗を加えると減少させることができます。
バランス接続でないUSB DACやサウンドカード、ゲーミングオーディオデバイスはホワイトノイズだけでなくクロストークも比較的大きいので、インピーダンスケーブルは非常に有効です。
左がZY-001、手にZY-031。
やっぱりアゲハの幼虫をイメージしましたwwww
Amazonの商品ページと印字が異なっています。
ZY CABLEではなくFanmusicと書いてあります。
ZY-001を使用したあとZY-031に変更すると、音量が若干小さくなったような気がします。どちらも75Ωの抵抗が入っているということで違いはないと思っていたのですが、単純な音量以外にも変化が感じられました。
インピーダンスを高くするとクロストークも減少するため、イヤホン延長ケーブルで悪化するクロストークへの現実的な対処法となります。
一聴すると「高音がきれいになったかな」といった印象ですが、フルレンジスイープを聞いてみると低域の滑らかなつながりにまず驚きます。
震えるような低音から中音までがスムーズで、もちろんホワイトノイズはなく、高音が耳に刺さらないようになって透明感が増しているように聞こえます。
音場が広がり、「Rainy Mood」の雨音がとてもリアルになりました。雨が激しくなるシーンでは降った雨粒がすぐそばで跳ねて濡れるかのような感覚に陥るほど。
以前はうるさくてボリュームを下げがちになっていた楽曲やゲームの場面を自然に聞くことができ、明らかにホワイトノイズを軽減する以上の好影響を及ぼしています。
ZY-001ではまだボリュームを下げきれなかったところが、ZY-031でちょうどよくなりました。
FPSなどの3Dゲームとの相性は抜群にいいです。
もともとゲームエンジンによって適切な立体音響がレンダリングされていますが、ホワイトノイズがなくなり全音域がクリアになり、クロストークが減少することで個々のサウンドが明瞭化し、複数の音が飛び交うシーンでの聞き分けが容易になります。
いずれもZY-001でも実現できていたことですが、ZY-031でいっそう向上します。
ホワイトノイズの解消だけでなくボリュームを上げる余裕ができるのが大きいですね。
爆発音や破裂音のたびにボリュームを下げなくてもいいので、ゲームに集中することが可能です。
ZY-001とZY-031のどちらを買うべきか悩んでいる人も多いでしょう。
あとから欲しくなる可能性が高いので最初から031を買ったほうがいいと思う半面、3.5mmシングルエンドという規格から離れてバランス接続のDACに興味を持つようになるかもしれないという前向きな懸念もあります。
たまたま私が購入したXDUOO Link2 Balは高感度イヤホンでもホワイトノイズが聞こえない優秀なUSB DACです。
つまりインピーダンスケーブルが必要ないということ。
とても汎用に使えるインピーダンスケーブルもいいのですが、これまた汎用性の高い小型のUSB DACを買えばPCでもスマホでもお気に入りのイヤホンが使えるのでメリットは大きいです。
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