2014/04/04

Intuos Proのプレシジョンモードの設定と解除方法

通常ペンタブレットは画面の端から端までに対応しているが

プレシジョンモードにすると画面の限られた領域だけに対応する。
キャンバスが拡大されるわけではないが、手元を広く使って絵を描くことが可能になる。

「ワコム タブレットの プロパティ」の「入力デバイス」で「ファンクション」を選び、
任意の「ファンクションキー」のプルダウンメニューをクリックし
「タブレット」→「プレシジョンモード...」
「精細」から「超精細」の範囲で好みの位置にスライドを動かし、ファンクションキーを押す。



プレシジョンモードをIntuos Proのファンクションキーに割り当てておくと、押すたびに切り替えることができ、長押しすると押している間だけプレシジョンモードが有効になる。

ファンクションキーに設定したことを忘れるとプレシジョンモードを解除できなくなるので注意。


プレシジョンモードを使用すればサイズの小さいペンタブでもいいと思っていたけど…
範囲を細かく調整できないのが不便なのでLargeを買ったほうがいいかも。
タブレットの精度はSmallのほうが高く設計されているらしい。
ペンの座標を検出する誤差がMedium・Largeより±0.05mm少なくなっている。


プレシジョンモードは便利だと思ってたんだけどね……
範囲外の画面がグレーアウトするから、そこに資料を表示していると見づらくてしょうがない。

ペンの「マッピング」で「表示エリア」を「一部領域」にして、初めから操作範囲を固定したほうがいいかも。





新しいWacom Intuos Pro Large(PTH-860/K0)はタッチホイールの挙動がかなり改良されている。
PTH-651はタッチホイールにスクロールを割り当てていてもカクカクしてスムーズに反応しなかった。
しかしPTH-860は指の動きに滑らかに追従し、ブラウザのスクロールやブラシサイズの変更が非常に上手くいく。

「グリップペン」は筆圧2048レベルのペンとして利用可能。
USB端子がminiからType-Cに変わっているためケーブルは利用不可能。
「プロペン2」のサイドボタンと銀色のフレームを外せばラバーグリップが装着可能。

🔗Intuos4のグリップペン用標準径穴なしラバーグリップ(ACK-30003)と太径(ACK-30002)を最新のWacom Intuos Proのプロペン2(KP-504E)に換装可能

Wacom Intuos Proはいい……
Intuos5やPro(旧型)とは比べ物にならないくらい筐体の品質がよくなっている。

プロペン2の設計に問題があり、先端が斜めに摩耗すると芯が勝手に回って片減りする。

シャープペンシルのように芯を保持する構造になっておらず、軸が細いため、先端にかかる偶力で容易に回ってしまう欠陥がひどい。


しかし!


ワコムのサポートは非常によかった!
迅速かつ丁寧で、ネットで言われているような悪い対応は一切なかった。

プロペン2の芯が回転してしまうのとは別件なんだけど、、、、

🔗Wacom Intuos ProのUSB端子が変形してしまう不具合とその対応

正直こんなに好反応だとは思っていなかった………

公式チャットで素早く対応してもらい、返送するペンタブレットの「元払い」料金を負担するだけで新品になって返ってきた。

おそらくペンタブレット本体の問題だけでUSBケーブルに異常はなかったと思われるが、USBケーブルまで新品と交換されていて、替え芯のおまけまでついていた。


あちこちのレビューで見られるような悪評や塩対応がまったく感じられず、これはいったいどういうことなのかと不思議で仕方がない……

やはり私が犯していた過ちと同様、「レビュー」というものが実際にはあてにならないどころか、印象操作やミスリードする狙いさえあるのかもしれないね……

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