USBマイク自体が独立した入出力デバイスなのにどうやってミキサーに接続するのか。
USB端子をXLRに変換しても動作するわけないのに。
Razer Audio Mixer オーディオミキサー
ヤマハ YAMAHA ゲーム/配信用オーディオミキサー ZG01
配信用のミキサーやオーディオインターフェースにはLINE INやAUX入力端子がありますよね。
Razer Seiren V2 X USB 25mm コンデンサーマイク
USBマイクをパソコンに接続し、「モニタリング」や「サイドトーン」「側音」「プレイバック」と呼ばれる機能を有効にして、USBマイクのヘッドフォン出力からAUXケーブルでミキサーのLINE INに接続すると、マイクモニタリングの音声が入るんですww
なるほどねwwwwそういうことなのかwwwwwwww
ミキサーに対してUSBケーブルを接続するわけじゃないwww
本来ならば「ヘッドホンでモニタリングする音」をミキサーへ入力するってこと!
なんというか発想がアナログすぎて気づかなかったわwww
USB端子の変換とか拡張を考えてしまうよねwww
既定の録音デバイスはUSBマイクではなくミキサーを指定してください。
USBマイクが内部のルーティングによってリアルタイムに返している音声をミキサーへ入力する形になるからです。
しかしこの接続の仕方にはノイズの問題があって……
対策としてRazerのミキサーには「グランドループアイソレーター」が付属されてるんです。
USBに限らず異なる電源で動作している複数のデバイスをケーブルでつなぐと、グランドがループする場合がある
───わかりやすくいうと、「0V」とみなす電圧を接続された機材が共有し、USBマイクとミキサーが一つの回路になってしまうこと──
そこに電位差があるとノイズが発生する。
グランドループアイソレーターは信号は伝えるがグランドは浮かせる(リフト)ための手段。
オーディオインターフェースには「GND」や「LIFT」などの専門用語が出てきますが、なんとなく意味がわかるのではないでしょうか。
一つ一つにアース線を施工するのはあまり現実的ではないので、グランドを浮かせて対処するということなのです。
インピーダンスケーブルも役割は似たようなもの(結果的には同じ)で、いわゆるホワイトノイズを軽減するアレです。
これを中継しないと「シャーーー」や「ジィィィィィ」「キュィィィィィ」みたいなノイズが常時聞こえてしまいますから。
その対策なんです。
USBマイクで収録される音声自体にはノイズがないのですが、USBマイクのヘッドフォン出力からの音声にはシャーーーーというノイズが乗っているのが問題です。
それをミキサーが拾ってしまうからです。
とにかくUSBマイクをミキサーやオーディオインターフェースに接続する要領は「アナログすぎる」ため、ノイズの混入や音質の低下が避けられません。
マイクとミキサーの長所を損なうのでやめたほうがいいと思います。
ほぼメリットはなく、「接続は可能」という事実があるだけです。
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