2022年7月20日水曜日

オンボードサウンドRealtek ALC1220を絶賛していますが、あくまでリアパネル直差しの話です

PCのフロントパネルのオーディオ端子は配線の都合上、「延長ケーブル」を経由しているのと同じ状態なのでクロストークが増加して音質が低下します。

🔗オーディオ延長ケーブルでクロストークが発生する…イヤホン直差しとは大違い

もっと早く説明しておくべきでしたね……

「オンボードサウンドが高音質とかおかしいだろ」という人は、フロントパネルのオーディオ端子から出力しているのではないでしょうか。

パソコンのリアパネル、つまりマザーボード直差しで聞いてみてください!

フロントとリアではクロストークが天と地ほど違います。

端子の金メッキとか「伝送ロスガー」「電磁波ガー」「ノイズガー」という問題ではなく、延長ケーブルそのものがクロストークを増加させ音質の低下につながる要因なのです。

そもそもステレオミニプラグは左右のグランドを共有しているアンバランス(シングルエンド)構造のため、クロストークが大きくなる傾向にあります。

クロストーク対策としてはバランス接続が有効ですが、ただプラグを変換すればいいというものではないので、バランス接続に対応したイヤホンとデバイスが必要です。


イヤホンのケーブルは1.2mほどしかない短いものが多いため、「届くから」といってデスクトップパソコンのフロントパネルに挿したり、「届かないから」といって延長ケーブルを使用したりすると音質の低下を起こしやすいのです。






たとえばSHUREのSE215はブランドの知名度と遮音性とそこそこ手ごろな価格からFPSゲーマーの愛用者が多いイヤホンですが、ケーブルがやや短いため延長ケーブルを使用される傾向が強いです。
延長ケーブルがクロストークを悪化させてしまうので、イヤホン本来の音質を聞くことができていないユーザーが相当いるということになります。

冷静に考えると、リアパネルにイヤホンのプラグが届く環境というのはなかなかないと思います……
届いても長さに余裕がなくて取り回しが不便です。

ゲーミングヘッドセットのケーブルは2m以上あるものも珍しくなく、だいたい余裕のある長さなのでリアパネルまで届きます。
しかし1本のケーブルでステレオ出力とマイク入力を伝送する構造のため、実は非常にクロストークが大きくなってしまうんです。


それで私はバランス接続のDACを実際に買って試してみました。
XDUOO Link2 Balという比較的手を出しやすい価格のものです。




ホワイトノイズが聞こえなくて、ALC1220よりもクロストークが抑えられていることがわかりました。

Sound BlasterX G5などとは比べ物にならない高品質なDACです。
Link2 Balの値段はG6と大差ありませんが、買うなら絶対にこちらをおすすめします。

手に持った瞬間からクオリティーの違いがはっきりわかりました。
ハイエンドスマホやDAPを彷彿させる精密な仕上がりになっています。
無意味な装飾や機能満載のプラスチック感あふれるゲーミングオーディオとは完全に別物。
USBで接続するだけで自動的に認識され、すぐに使用できるようになります。
発熱もほとんどないので、G5がアチアチになることを思えば驚異的と言わざるを得ません。

世の中には同じ価格でこれほど品質のいいものがあるのに、劣っているものがいつまでも幅を利かせてしまっているのが現状です。

ALC1220の事実上の「欠点」は、リアパネルにイヤホンのケーブルが届かないということだけですが、よりよいDACが存在することがわかったので考えを改めました。


新しいものを試すためにはどうしても「お金」が必要になります。
ですがお金より大切なのはその中身です。

私もできるだけ努力して新製品のレビューを行っていきたいと考えていますが、あまり高価なものは無理なのでご了承ください。

すべて自腹で買っています。
今まで一度たりとも商品提供を受けたことがありません。

イヤホンのリケーブルもそこそこの値段で驚くほど高品質なものがあります。
BIGMANGO-SUMIREは奇抜なカラーとネーミングからネタだと思っていましたが、実際に使用してみるとネタでは済まない良品でした。

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