2.5mmか4.4mmのバランス接続に対応したデバイスを買うのが一番有効だと思われる。
安いもので7000円弱、上はキリがない……
LAMSCATのUSB DACは2.5mmバランス接続のみのモデルがあり、対応したイヤホンを持っていれば試しに買ってみるのによさそう。
XDUOO Link2 Balはおなじみの3.5mmに加えて4.4mmのバランス接続に対応。
こちらは海外のレビューで「発熱が驚異的に少ない」との情報があり、筐体もありがちなプラスチックやアルミニウムダイキャストではなくガラスのプレートを挟んだなかなかオシャレなデザイン。
クロストークは3.5mm出力で≥77dB、4.4mmでは≥120dBと非常に優秀。
たぶんバランス接続なら聴覚的にクロストークを認識できないレベルのはず。
これは非常に期待できそう。
とにかく……
オーディオ延長ケーブルを使用するだけでクロストークが劇的に悪化することがわかったのと、ホワイトノイズよりクロストークのほうが明らかに音質を低下させているので、3.5mmのアンバランス・シングルエンドの構造には限界があるように感じる。
FPSは「音」を聞き分けることが重要で、本来ゲームエンジンによって適切なサウンドがレンダリングされているのだが、取ってつけたような「バーチャルサラウンド」で劣化するし、設計の悪いヘッドセットはケーブル、プラグ、ジャックの不良からマイクの音声までクロストークを起こす問題がつきまとっている。
実際にゲーミングオーディオデバイスのレビューを見れば、「ホワイトノイズ」や「声が反響する」という苦情が多数寄せられているのがわかると思う。
私の考えが正しければ、SN比が高くてクロストークを極力抑えたバランス出力のデバイスですべて解決するはず……
どうやら現時点では「それほど正しくはなかった」ようだwww
ゲーミングアンプやDACは依然として3.5mmが採用されており、4極の端子はマイク入力まで兼ねていてクロストークが必然的に大きくなってしまう。
たとえヘッドセット側でグランドを分離しても、肝心のデバイスがそうではないからクロストークは避けられない。
ここまで理解できれば……バランス接続を試す価値は大いにあると思う。
デシベルは対数なので77dBと120dBは桁違いの差となる。
スペック表記が事実ならクロストークは天と地ほど違うはずだ。
クーポン利用で3060円のAIDERLOT USB C への 2.5mmイヤホン アダプター。
バランス接続最安値はこれかな……
いや待てよ…
よく見たら2ch出力のチップを1枚しか搭載していないからバランスではない!?
どうしてバランス接続のデバイスには同じDACチップがデュアルで搭載されているのかというと、2枚あることによってステレオ信号のホットとコールドを独立して流せるようにしているからだ!
実質4chの回路を2chとして使用することでバランス化を実現しているということか!
てっきりジャックが2つあるからチップも2枚あるのかと思ったわwwwwwwwwwww
そういう意味ではなかったwwwwwwwwww
ちなみにオーディオインターフェースで使用するダイナミックマイクやコンデンサーマイクは基本的に「モノラル」なので3極のフォーンプラグやXRL端子でバランス接続になっている。
ヘッドホンと違ってマイクはモノラルであることを押さえておこう。
バランス云々はちょっと勇み足だったかもしれない………
これもハイレゾ商法と同じで単なる新規需要を作り出すことが目的だったか……
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