最大の理由は既得権益で生き残っている会社のせいです。
自動運転が普及しては困るところがたくさんあります。
自動運転の安全性に関しては、まだこれから検証しないと判断のしようがありません。
始まる前から恐れていては進展は望めません。
広大な土地を用意して実際の交通を再現し、シミュレーションを繰り返す必要があります。
その費用があまりにも膨大だから実現しないのです。
しかし早く着手しなければどんどん後れを取ることになります。
「自動運転は怖い」と思うなら、ハンドルを握った人間がどれほど信頼できるか考えてみてください。
きちんと制御されるコンピューターと、気まぐれな人間のどちらが安全なのかを。
もう一つの理由は、車を移動手段ではなく趣味や娯楽で「運転」したがる人がいるせいです。
完全自動運転が実現したらドライバーは必要なくなります。
必要ないどころか、人間が介入しないほうが安全で効率的に運転できるのです。
自動運転の最終目標というか、そのレベルになってから導入するのが理想でしょう。
「遠い未来の話より、今この瞬間のほうが大切だ」───。
そんな悠長なことを言っているから将来をイメージできなくなり、「今」と向き合うこともできず、現実逃避を熱く語るだけの人が増えました。
現状維持に徹すると、やがて現状維持すらできなくなるんですよ。
「維持」するよりも、減らしたりなくしたりするほうが好都合であると気づいてしまうからです。
だから滅びた。
……なんてことになってしまいます。
「現状維持する必要なし」……そう判断すると一気に衰退し、自暴自棄に陥って「無敵の人」が続出します。
そうならないための案を出せばいいのに、目先の利益や安心だけを求めてしまうからどうにもなりませんね。
よりよい世界を作ろうとするより、今のままでいようと考える。
それが終わりの始まりであることも知らずに……
しかしな……
仮に自動運転が未来永劫実現しないとしたら、そんなものに夢見ていたのが馬鹿らしくなりますよね。
結局どうすればいいのかわからなくなると……
やっぱり「注視する」しかないのか?
2022/07/24
自動運転が普及しないのはなぜなのか
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