2022/07/22

苦手を知っても得意なことが出てくるわけではないので



得意なことがない場合は「自分にできること」に意識を向けるのはとても大切なのです。
ところが「社会的に成功しなければ意味がない」という認識を持っている人が多く、成功水準や理想が高くなりすぎている問題があります。

メディアやSNSがもたらした最大の弊害です。

ありとあらゆる分野のプロの情報をリアルタイムにどこでも得ることができるため、目が肥えて、技術や器量の高さについて非常に厳しく判断する人が増えました。

その目で自分自身をも容赦なく見つめてしまうのです。

つまり……あまりにも未熟で情けない自分にあきれ果て、やる気を失い、苦手意識だけが募っていく。

できないことばかり期待する。
苦手なことを押しつけられて減点される。
ちょっと人と違うことをすると白い目で見られる。



やがて「こじれる」と大変なことになります。

すでにこじらせている人や予備軍は大勢います。

もう時間の問題です……きっと。


さまざまなコンテンツを追われて居場所がなくなり、着地地点を見失うと自暴自棄になってしまいます。

かといって出ている情報を今さら隠したり、なかったことにしたりすることなどできません。

今あるもので対処するしかない。

そう……
「配られたカードで勝負するしかない」という言葉の真意はそういうことだったのです。


しかしカードには表と裏があるはずなので、必ずしも片面だけが有効とは限りません。

苦手の裏にこそ得意なものが隠れているのです。

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