実際に仕事をしていると、そんな凝ったビデオを撮影したり編集したりする時間なんてないことがわかる。
むしろ仕事に専念したほうがはるかに早く終えられるし、充実した休憩を取ることができる。
常にコンテンツ制作を意識して仕事道具を持ち歩き、休むひまもなく「自分のキラキラした姿を見て!」なんてやってることのほうが疲れる………本当にそんな生活に憧れるか?
承認欲求の代償を考えたほうがいいのでは。
いつも自分が「主人公」で他者はモブキャラ、会社のポジションは不明でどんな開発をしているのかも不明、きれいなオフィス(多くはビルの高層階)のデスクに向かって終始1人で作業をしている動画が大量にある。
実際そういう「仕事」や「働き方」なんてほとんどないのに、まぁ見ていて憧れを抱く人が後を絶たないわけだ。
いろいろ罠があるんだよ。
一人でできる仕事なんてたかが知れているということを絶対に忘れてはいけない。
天才プログラマーが一人で延々とコンピューターに向かって作業をしていても、しょせん一人の仕事。
むしろそういう仕事から順次AIに取って代わられている現実を知ったほうがいい。
だから……うわべのイメージだけで業界に入ってくると大失敗する。
誰でも思いつくような着想や工夫が通用するんだったら苦労しない。
だが、それがいい!
悠々自適な暮らしをしているハッタリをかますくらいがちょうどいい。
2025/06/08
「プログラマーの日常」「ソフトウェアエンジニアのルーティン」みたいなのは憧れるけど
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