たとえサーバーがクラックされ情報を奪われそうになっても、AIはあなたの大切な情報を守る──。
そんなドラマチックな展開があるかどうかは定かではありませんが、情報漏洩は普段から人間がやらかしていることがあるんですよ。
どんなに厳重に管理していても、電話で大きな声で話していては内容を誰かに聞かれる可能性があります。
盗聴器とか、通信を傍受するハイテクな何かを使わなくても、そばで聞き耳を立てていればローテクでも情報は盗まれます。
デスクやホワイトボードにパスワードを書いた紙を貼っていては、ただそれを目視しただけでも自由にアクセスできるでしょう。
AIに他人の個人情報を尋ねても、決して口を割りません。
しかし人間は……
仲良くなるとうっかり秘密を漏らしてしまうことがあります。
人間のほうがよほどガバガバなセキュリティーなのに、漏れた原因をテクノロジーのせいにするのはおかしいです。
暗号化していようがいまいが、人間が口を割ったらおしまいなのです。
最終的に人間がセキュリティーホールやボトルネックとみなされ、排除の対象になるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿