2025/06/01

イラストの教本ってね、たくさん買い漁っても上達しないんですよ。読むだけで満足しちゃうから。むしろ絵を描くたびに参考資料を探したほうがいい。

教科書やバイブル的な本は数多くありますが、ほとんどの場合は一通り読んだら満足して終わり。
ぜんぜん身につかないし続かない。
上達する人は教本なんか読まずに、絵を描くたびに必要な資料や参考になる写真を検索して用意するものです。

知識や経験をあらかじめ積んでおけば上手くなるという発想がそもそも間違いなんですよ。

「描くたびに」「そのつど」必要な情報を得る姿勢が一番大切。

ものの見方や価値観は時代とともに変わるし、絵柄にも流行り廃りというのがありますから、出版時点での最新情報をまとめた教本でははっきりいって不十分なんです。

ネットで検索すれば常に最新情報にあたることができますよね。
古い知識や経験よりもそちらを参照してください。


イラストの教本が棚いっぱいに並んでいても、それらを読んで「独自に解釈」していたのでは上達の妨げになるだけです。

個性はあっても上手くはない絵になってしまいます。


「独りよがり」が過ぎて、要求や依頼に応じた絵をまったく描けない状態に陥ります。

排他的でなんでも「消去法」で考えるようになりがちです。

教本から学べば学ぶほど描けるモチーフや描き方が制限され、自由な制作ができなくなり、同義反復的な作業を強いられることになります。


一定の評価や成果が保証がされる作品しか描かないというのは、クリエイターというよりはエンジニアの仕事。
「だったらもう生成AIのほうが好都合じゃんwww」ってなるのはそういうことなんですよ。


「なんか思ってたのと違う…」と感じるとすれば、クリエイターとエンジニアの意識のズレが原因です。

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