2025/06/26

オーディオ、サウンドは良し悪しではなく「業界のスタンダード」であることが重要…ヘッドホン、イヤホンの品質は問題ではない

良し悪しや優劣とは根本的に違い、業界のスタンダード、リファレンス、そして汎用であることが結果的に「いいもの」とされている。

製品の実態よりも、著名人が使っているとか、有名なスタジオで採用されているとか、メーカーが創業何年の老舗だとか、累計販売台数がどれだけといった「情報」のほうが重要。

「ラーメンではなく情報を食っている」というのはオーディオにも当てはまる。

「世界で一番売れているハンバーガーが世界で一番おいしい」。


冷静に考えれば「おかしい」のに、消費者が商品やサービスを選ぶ際にはその「情報」を第一とすることから、必然的に販売戦略はおかしくなっていく。

ありえないほど高額なものでも、買う人は買う。

妥当性や合理性を一蹴し、そのようになっている。



だからそれに倣うのは恥ずかしいことではない………

れっきとした生存競争なのだ。

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