2024/10/14

「チー牛の再生産」などと煽るから…これまで妥協していた底辺男女すら交際を避け少子化が加速

チー牛というネットミームが廃れないのは、刺さる人には刺さるというか、この世の真理が凝縮されているからです。

シンプルにまとめられた「チー牛の再生産」と題するイラストでは、「チー牛」は常に孤独死の運命をたどり、「チー子」はイケメンと交わって「チー牛」と「チー子」のいずれかを産出する図が描かれています。

どうあがいてもイケメン×美女の交配以外ではろくな結果にならない…というのです。


本来ならば面白おかしく反応を楽しむ話題があまりにも多くの人に重く受け止められ、深刻な社会問題へと発展しつつあります。


いよいよ本格的にSNSと言論の規制を行わなければならないほど……


2000年代までのインターネット黎明期にはびこっていた陰キャやキモオタのほうがはるかに健全で建設的な様相でした。

当時は「嘘は嘘であると見抜けること」が当たり前だったというか、多くの利用者はコンテンツを見聞きしている間に “そう” 訓練されていたからです。

しかし今は違います。

情報のソース(出典)を無視して鵜呑みにしたり拡散したりするし、「こんなことを言ったら相手は本気にしてしまうかな?真に受けるかな?傷つくかな?」という優しい配慮をせずに “人の心がない” 発言を平気で投げつけたり、自分は主張するのに相手の主張を認めなかったりと、非常に一方通行の展開が目立ちます。

人権を無視しているというより、相手がいない──架空の人物に対して振る舞っているような認識を持っているのです。

SNSは共感と共有の入り混じる地獄のような世界で、しばしば一方通行というか閉鎖的なコンテンツと勘違いしているユーザーが名指しで誹謗中傷を行うなどの問題があります。


「誰も見ていないチラシの裏」のほうがよほど健全です。


これから言論統制やコンテンツの規制が始まったらどうします…?

独自のプラットフォームを開発し運営できる人が「神」としてあがめられるでしょう。

………それだとまた同じことの繰り返しになってしまいますが。




チー牛を自覚する人が増え、「自分はチー牛とは違う」と思い込むチー牛も多くなり、認知がどんどん歪められています。

チー牛の遺伝子が途絶えていないことがチー牛の生物学的な強さを示しているのに、外観や立ち振る舞いなどの要素が忌み嫌われているチー牛は───ある意味ゴキブリのようなものなのかもしれません。

ゴキブリは現代では不快害虫の筆頭ですが、数億年前から存在し、驚異的な生命力と “分解者” として生態系に不可欠な役割を担っています。
また天敵が多く、“食料” としても重要な存在です。

人間はそんなゴキブリの働きを無視して不快害虫のレッテルを貼ってしまいますが、チー牛にもそれと同じことがいえるのではないでしょうか。


ゴキブリの不当な扱いを見れば、チー牛の気持ちもわかる。


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