2022年8月26日金曜日

自撮りを別人のように加工するのに「写真」?真実も写実主義も求められてはいない

写真は本来「真実を写しとる」ものですが、今のカメラはフィルターやエフェクトが初めから有効になっているため、写実主義からは遠ざかっているのが現状です。

たとえば自撮りをしても顔は別人のように加工してしまいます。

肌をより美しく、目はより大きく、小顔で、シミやシワを消し、角度まで限定して──

写真というより絵です。

しかもほぼバリエーションのない判子絵。

絵 じ ゃ ん

自撮りを見せるのに写真である必要性がないばかりか、絵のほうが好都合なまであります。

「自分の姿」ではなく「こうありたい」という願望を人に見せているのです。
そうでなければなぜゲームのアバターやSNSのアイコンに美少女ばかりを選ぶのでしょうか。



かつてカメラと写真の発明により「絵描きは仕事を失う」といわれていましたが、失業したのは一部だけで、多くは絵の趣向や好みを変えて順応し生き残ることができました。

スマホはカメラとしての性能──光学系やイメージセンサー──よりも、撮ったあとの加工を重点的に開発されています。

ハードウェアよりソフトウェアで差がつくのです。


「イラストレーターは間もなくAIに仕事を奪われる」と危惧されています。

写真が登場したときも同じことをいわれました。

テクノロジーの進化には驚愕しますが、それを生かすも殺すも人間しだいです。

昨日まで流行っていた自撮りのフィルターは、明日には時代遅れといわれるかもしれません。

どんなに優れたAIの「自動書記」も見慣れてしまえば飽きるものです。

絵描きは見る人の要求にいち早く応じる必要があります。



いまSNSで馴れ合いに興じている絵描きは近い将来、台頭する「AI絵師」にクダを巻いて延々と愚痴をこぼし続けることになるかもしれません。

絵描きを名乗っていながら絵を描かない人の居場所はなくなるでしょう。
AIでいいじゃん、ってなります。

時間を持て余して3Dモデリングや楽器演奏を始める人もいますが、無駄な労力に終わることがほとんど。
最終的に食事の写真やソシャゲのスクショを上げ続けるだけという「AI以下」のアカウントに成り下がります。


AIを目の敵にしたり無視したりするのではなく、積極的に利用していくのが正しい判断だと思います。

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メーカーから相手にされないようなレベルでも、サポートをたらい回しにされている人でも答えが見つかるかもしれません。
特にゲーミングオーディオ、ヘッドセットのトラブルが多いですね。