情報は原典を参照することが大切です。
「誰々が言った」なら、そのソースを明示する必要があります。
商品レビューでも使用者本人ではなく友達や子や孫が使っている旨を間接的に投稿する人がいますが、これが勘違いの元です。
間接的なレビューは無意識のうちに編集や脚色が入ってしまい、本来の内容と食い違うことが多いのです。
SNSではよく架空の人物や会社を題材とした「創作」「嘘松」が見られますが、商品レビューでもそれとまったく同じことが起こっています。
事実ではないことを事実だと思い込む精神疾患を抱えている人は相当数に上るため、創作の拡散に歯止めがかかりません。
そして多くのSNS利用者は情報の真偽よりも内容の面白さや意外性を求める傾向にあるため、真実よりも広く行き渡り、常識として定着しやすいのです。
事実だから広まっているのではなく、単に面白おかしい内容だから広められたのです。
もともと「掃き溜め」のようなコンテンツでは、1から10まで真に受ける人は被害者となり、また加害者にもなります。
自分のことばかり話す人はリアルでもネットでも嫌われることが多いのですが、レビューに関しては他人の主観や同調圧力の影響を受けにくく、信頼できるというかまあまあ妥当な内容であるといえます。
他人の指摘を受けて評価が二転三転し、手のひらをクルクルさせるレビューが信頼できるでしょうか?
レビューは多数決で選ぶものではなく、個々のものが重要なのです。
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