一番やばい展開がわかったわ……
よく考えたら人の子は生まれる前から命の選別をされているようなものだから、その事実を知った子は親に対してどんな思いを抱くことになるのか………子供の性別、容姿、進学、就職、親の介護などを生まれる前からどうにかしようとしてしまう親が多いということか……
それこそが不幸の始まりなのだと…
制御の可否が問題ではないのです。
制御しようと思うことが問題なのです。
なぜならそれは結果的に「幸せになれる条件」を自ら狭めることとなり、限定的で不寛容、柔軟性を欠いた人間を生み出してしまうからです。
要求というか条件を出しすぎなのです。
そうすること自体がすでに「余裕のない人」になっているということが理解できないのでしょうか?
不寛容な人は余裕がないということです。
どれほど経済的に豊かであっても、余裕のない人は永遠に満たされません。
「攻略本」や「ペット感覚」の育児は何を意味しているのでしょうか。
それは親にとって都合がいいだけです。
楽で効率的で確実なものと思い込んでいるのです。
実際にペット感覚で育てられた子供はどういう心境でしょうか。
遅かれ早かれ子供は成長し親になるし、ならなくてもあらゆるメディアから育児の事情をすぐに知ることができてしまいます。
もう負の大連鎖。
もはや「なるようになる」といった感じで、打つ手なし……
子供を「産み分ける」ことも、着せ替えを「楽しむ」のも、「小さな恋人」とみなすのも、すべて親の一方的な都合です。
親の自己満足と見栄のために作られた命であることを子供が知ったとき、はたしてどんな気持ちになるのかをきちんと考えることが大切です。
親になる「資格」とは、自分の都合より子供を優先できることにあると思います。
それは学校で学ぶことはできないし、身近にまともな「親」がいなければ体験することすら不可能です。
どこかで狂ってきたのでしょう……
幸せになれる条件なんて少ないに越したことはありませんよね?
どうしてわざわざ増やそうとするんです?
条件が多すぎると満たすまでに時間がかかって親の世代が過ぎ去ってしまいますよ。
「人生ハードモード」を選んでも結果は変わらないし、報酬や待遇がよくなるわけでもありません。
現実はゲームとは違います。
ゲーム感覚、ペット感覚、攻略本や「転ばぬ先の杖」を盲信するのは大変危険です。
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