一定の評価や効果が保証されているものしか扱うことができないといっても過言ではありません。
教育者自身がそのような環境で学んできたため、前例のない物事からはとにかく目を背けようとします。
みんな平等……みんな同じ……
少しでもみんなと違うことをすれば、あとから呼び出されて注意される。
そんな窮屈な学校を変えようとしましたが、結局のところ前例主義は私の提案を受け入れませんでした。
ところがこれまで幅を利かせてきた前例主義が徐々にほころび始めています。
権威だと思われていたものが揺らいで傾き、信じて疑わなかったものに疑念を抱く人が増えました。
いったん怪しくなると、正しいと信じられてきたことにまで疑いの目を向けるようになります。
教育が疑われるなど前例がない!ありえない!
そうやってまた現実から目を背ける仕事が始まります。
いいでしょう。それが本能というものです。
現実と向き合わずに妄想や過去の栄光にすがるのも選択の一つ。多様性です。
正解など求めていないのです。いろいろ試行錯誤して改良していきたいので。
最終的によりよいものに取って代わられる……ただそれだけです。
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