これらの素質が欠けている人は、おそらくどんな相手と付き合っても続かないか、そもそも恋愛が成立しないことが予想されます。
相手の性格、言動、趣味、他者との接し方などに何か一つでも「合わない」と感じることがあったとき……
「そういう性格は直してね」とか「言葉づかいが乱暴だからもう少し優しくしてほしい」とか「一般的には◯◯◯をするよ」とか「あまりいい交友とはいえないから是正しなさい」といったことを「よかれと思って」相手に伝えていませんか…?
それは親切でも優しさでもないんですよ;;
相手を受け入れられない、許せない、寛容さを示せない………
どれほど相手のことを思っているような振る舞いであっても、実際には自分の理想や好みの押しつけに過ぎず、相手のことを受け入れられない……という状態なんです。
小さなことでも同じです。
相手の何気ないしぐさや態度、嗜好、話し方や物の扱い方など悪いところばかりが目について、一つずつ改善しようと提案したり露骨に不快感をにじませたりする人は、本当は相手のことを好きではないのかもしれません。
逆に相手のささいなことを好きになる人ほど長続きしやすく、円満な関係を築きやすいといえます。
何気ないしぐさがカッコよく見えたり、声を可愛いと感じたり、他者との接し方に優しさを感じたりするなど本能的・反射的に相手を好ましいものと認識する人は、相手の悪いところや気に入らないところを受け入れる素質が十分にあると思います。
たとえ嫌なことがあっても、露骨に嫌な顔をしないことが大切です。
話の内容よりも、声のトーンや態度が相手に伝わりやすいというのが「男女の仲」には多いです。
なまじお互いをよく知っている相手の様子が普段と違うので、深刻な事態として過剰な反応を引き起こしやすいのです。
いくら笑顔を作っていても、いつもより声の調子が低かったり荒らげたりしていると相手はすぐに気づいてしまうものなんですよ。
そうなると真剣な話も上手く伝わらなくなってケンカの元です。
相手を大切にするというのは、ただ単に口頭で「あなたを大切にする」と宣言することでは決してありません。
実際に相手を大切にしない人は化けの皮がはがれます。
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