2021/10/15

できないことで悲観するのではなく、できることに全力で取り組む

これは精神医療の現場でもいわれる重要なことなんですよね。

できないことで燻(くすぶ)っているよりも、できることに全力で取り組みましょう。

いや、別に全力でなくても意識をそちらに向けるだけでいい。


無理なこと、不適合なもの、苦手なもの、トラウマ……

そういうネガティブなコンテンツから離れないことには救いようがないからです。


人間…どんなことに適性があるのか「やってみなければわかりません」。
そのためには「本人が」前向きに取り組める活動を目標とする必要があります。

決して第三者の押しつけであってはならないのです。
アドバイスのつもりが追い詰めることになってしまいます。


人生は一本道ではなく無数にあります。

私のように狭い通路に入って「壁抜け」のバグを探すのが好きな人もいるでしょう。
多くの場合はろくな結果になりませんが、まれに別の場所に移動できることがあり、新たな可能性の発見となります。


Youtuberでもイラストレーターでもプロゲーマーでも占い師でも声優でもカウンセラーでもなんでもいいのです。
無資格で名乗っていい肩書きは自由に使いましょう。名乗ってはいけない法律はありません。

供給過多な分野には養成所や研修制度のようなものが作られていることがあるので、なんだかんだで経済を回す立派なコンテンツになっています。


社会が多様性に振り回されるのを容認するようになったので、むしろ既存の職業の立場のほうが危うくなってきています。
どんどん高齢化が進んで魅力のない役立たずの業種が増える一方、思いがけない仕事が日の目を見るような世の中です。


「まともが魅力」ではなくなってきた。

これまで「まとも」と思われていた活動の風当たりが強くなってきているのは誰もが感じているでしょう。

「既得権益」や「現状維持」や「自己保身」にとらわれて社会全体の成長が滞り、高齢者ばかりが優遇され、若者やこれから生まれてくる子供が割を食う世界になっているのが見て取れるので、既成の社会を快く思わない人が次々と名乗りを上げています。

しかし……

そうした人たちもまた具体的な未来を思い描くことができていないため、しばしば暴走し、自分で自分の首を絞めています。

「できることに没頭」してください。
未来を思い描けないのであれば、そこから離れてください。

まず……何が「無理」で何が「できる」かを明確にしましょう。


できないことをするのもさせるのも頭の悪い人の発想です。


できることを行うのが賢い選択です。

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