3.5mmジャックに何らかのスイッチかフラグがあり、イヤホンを挿抜するたびにDACが再検出される仕様。うーん……DACを単独で動作するようにしてくれたらよかったのに……
なるほど。これはヘッドホンではなくカナル型イヤホンを使ってゲームに最適化されているのがわかる。
むしろヘッドホンでは音場が広くなりすぎる。いや、それはそれで開放感があって心地いいのかもしれないが。
本来はメリットとデメリットとして共存している要素が、
相殺してプラマイゼロに近づいている印象。
こんなおもちゃのようなDACで正直だれも期待していないと思いますが、
iPhoneのヘッドフォンジャックアダプタと同じであなどれない性能を秘めています。
FPSで真横や背後の音が聞こえなくなるようなこともなく正常。G HUBとは大違いです。
音の輪郭がくっきりしているので、足音や遠方の銃声がどこから聞こえるのかを察知しやすいです。
PRO X DACが
クリアでパンチ感のあるサウンドなのに対し、Hammerhead V3は
明瞭で高精細といった感じ。
Hammerhead V3はDACだけで十分「完成された」印象なので、イコライザーやバーチャルサラウンドは付随的、ないし余計なオプションといってもいいでしょう。
またキーボード打鍵音のASMRが非常に生々しく感じられます。
モノラルマイクではなくステレオで収録されたビデオに限りますが、本当に目の前でタイピングしているかのようです。
ある意味「生演奏」みたいなものかなw
キーのレールがこすれる音、底突きの音、その場の空気感までもが伝わってきます。
かなり「情報量が多く」聞こえますが、個々の要素が破綻せずに優れたディテールで明瞭に再生されます。
ボリュームにかなり余裕があるので、少し大きめに調整しておくと情報量の多さがよくわかります。
連射している銃声の1発1発がとても鮮明に聞こえる特徴があり、集中して索敵をするのにこれほど有利なものはないでしょう。
私はもう何度も書いていますが、FPSゲームに求められるのは「バーチャルサラウンド」などではなく、DACとイヤホン・ヘッドホンの純粋な性能です。
音場を過度に広げて音像がぼやけるサラウンドよりも、個々のサウンドが明瞭に聞き取れるようにエッヂを立たせるチューニングをしたほうが戦略上は圧倒的に有利になります。
よくオーディオの初心者がDAC/アンプを初めて購入した際に
「今まで聞こえなかった音が聞こえる!」と感動する典型的なサウンドだと思います。
足音を聞くには最適ではないでしょうか。
さて、最終的に何がわかったのかといいますと、
もう令和の時代には高価なDACやアンプやソフトウェアは必要ありませんよということです。
だってこれで音量も音質も十分なんですよ。
よほどのオーディオマニアかお金に余裕のある人でない限り、何万も何十万円も出す必要ないw
「さすがにATH-R70xaでは音量が小さいだろう」とか「ホワイトノイズはあるに違いない」という予想が大外れです。
ここまでRazer Hammerhead V3の「USB DAC」についてのレビューでした。
気が向いたらイヤホンとインラインマイクとアプリのレビューもします。
そもそも令和最新版の今、パソコンのユーザー数は減少し、Hammerhead V3の主なターゲットも
PCゲームではなくスマホやハンドヘルドゲーム機が中心となってきています。
当然、PC専用アプリやドライバーは使えないため、
USB DAC自体の性能が重要になってきます。
なのでHammerhead V3のUSB DACは正当な進化とニーズに対応しているといえます。
ちょっと待って……Hammerhead V3の「イヤホン」には期待できない…
装着感は悪くないけど、遮音性はそれほど高くありません。
麻婆豆腐のようなユニバーサル・インナー・イヤー・モニター(IEM)のハウジングに比べたら遮音性が劣るのは仕方ないのですが。
いやまぁ
53600円の麻婆豆腐と
DAC込み7980円のHammerhead V3を比べるのはさすがに無理があるか。
7980円のうち7000円くらいはUSB DACに割り当てられてそうw
1000円のイヤホンといわれてもおかしくないレベル。
低域がボコボコとこもって非常にヌケの悪い音質に聞こえる。よく言えば
アナログのレトロな温かみの感じられる音なんですが……
フィルムにチリチリとノイズの入った古い映像に合うサウンド(なんじゃそりゃw)。
やっぱりDACが本体でイヤホンはおまけかーーーー?w
DACだけよくてイヤホンがこんなもんだと……………
麻婆豆腐が異様に優秀なのか、麻婆豆腐とこのDACとの相性がいいのか…?
ゲームの戦略上、不要な音域を悪くして、必要な音域だけ強調するとかそういうドライバーなのかなHammerhead V3は……
でもボコボコとした低音にほかの音も埋もれがちで設計を間違っている気がするぞ……
令和最新版が昭和のサウンドかよ!wイヤホンなのにイヤホンがおまけ。
なんか最近のハッピーセットのような感覚w
あwwイヤホンのいいところが一つ見つかった。
「音漏れが少ない」。
耳につけずに放置して適当にBGMを鳴らしていたら、漏れてくる音がとても小さいことに気づきました。
音漏れを防ぐ特注のアコースティックキャビティが特徴で、より良い低音レスポンス、豊かな音質、大音量での高音質を実現するよう設計された有線ゲーミングイヤフォンで、臨場感あふれるリスニング体験が楽しめます。
という説明の通り、たしかに音漏れが抑えられているようです。
音漏れは意外と軽視される部分なので、周りの人の迷惑にならないという点では優秀ですね。
なおHammerhead V3のスペックには不明なところが多く、イヤホンのインピーダンスや音圧感度などの情報がまったく公開されていないのでわかりませんが、Bravery'24と比べると音量がけっこう小さく聞こえるので
18Ωより高い、110dBより低い、ということはだいたい想像できます。
そういえばHammerheadの旧モデルはあまりの人気から
偽物や模造品の流通が大きな問題となっていましたが、このV3も偽物なんじゃないかと思うwwww
パソコン工房の店頭で買ったから本物のはずだけどね。
疑いたくなる気持ちはわかります。
ボリュームはデフォルトで50%だけど25%くらいで十分な音量。
50%では音がデカすぎて難聴になりそうだ;
Bravery'24だと5%くらいでも余裕で聞こえるほどです。
なのでHammerhead V3のイヤホンはけっこう高インピーダンスか音圧感度が低いことがわかります。
リモコンはDAC経由のPCでも動作し、ボリュームの上下が可能。
Windowsのサウンド設定で「ヘッドホンのプロパティ」→「レベル」タブに
「Sidetone」があり、デフォルトではミュートになっていて、これを有効にすると
ほぼ遅延のないモニタリング(側音・サイドトーン・自分の声を聞く機能のこと)が可能です。
しかしまったくノイズキャンセリングのない周辺の音が入ってくるため、あまり役に立たないです。
3極プラグ(マイクのないイヤホン)を挿した場合は「Sidetone」の項目はありません。
Hammerhead V3のDACは
SYNAPSE4がインストールされていてもWindowsの標準ドライバーで動いていて、SYNAPSE4にはこういう設定項目が
ない点に注意が必要です。
そして
おそらくUAC1.0なので今のところ音飛びは一切ありません。やったね。
ほぼ接続機器側に依存する仕様(USBクラスコンプライアント)のため、相性問題の心配はなさそう。
「既定の形式」から選べるのは
16ビット、44100Hz、48000Hz、96000Hzのみ。
24ビットではないですね。公式のスペックが間違っています。
Razer レイザー Hammerhead V3 ゲーミングイヤホン 有線 ユニバーサル3.5mm カナル型 大型ダイナミック11mmオーディオドライバー カスタムイヤーチップ USB Type C DAC アダプター付 マイク付 インラインコントロール PS4 PS5 Switch PC スマホ 絡まりにくい 1.2 m TPE ケーブル ハンマーヘッド ブイスリー 【日本正規代理店保証品】これでゲーミングオーディオデバイスの選び方というか優先順位がはっきりしました。実際に自分の耳で聞いてみて「いいと感じる」イヤホンまたはヘッドホンが最優先です。俗に「ゲーム用」「オーディオ用」「ASMR用」…などと分類されている製品がいいのではありません。
あなた自身が聞いてみて「いい」と感じるものが最良なのです。
そして
DACの優先順位は低いです。
音量に不満を感じるのでない限り
アンプを買う必要もありません。
Hammerhead V3は肝心のイヤホンが微妙なので、くれぐれも自分のお気に入りのイヤホンかヘッドホンを選ぶことを優先してください。ただしHammerhead V3と麻婆豆腐を買うと6万円を超えてしまいます。
Hammerhead V3のUSB DACはかなり特徴的なサウンドですが、音量と定位は十分に満足できるものであり、コンパクトで省エネ、発熱もほとんどなく、互換性も高いことから実用に耐えられます。
つまりお気に入りのイヤホン・ヘッドホンがあれば、Hammerhead V3のUSB DACでどんな環境でも快適なゲームを楽しむことができるということです。
このDACの性能が特別に優れているという意味ではなく、互換性が高いので「どんな環境でも」同じ音響でゲームや音楽を再生できることがポイントなのです。
接続する端末ごとにサウンドの傾向が違ってくると、外出や宿泊の多い人はそのつど頭を悩ませられることでしょう。
しかしこのHammerhead V3(のDAC)があれば、そうした心配は無用になります。
DACを動作させるための余分な電力や追加のバッテリーも必要ないですし。
ただUSB Type-C端子を挿すだけで使えます。
マイク付き・マイクなしのイヤホンを持っていると、それぞれ接続した際にWindowsは別々のデバイスと認識し、音量も別々に記憶されるので、使い分けが容易になります。
オタクやマニアの視点では、「スティック型DAC」や「オーディオ変換アダプター」のようなモバイル製品を
過小評価する傾向がとても強いのですが、断じてそのようなことはないと私は言い切ります。
DACや電源回路や消費電力などの技術は数年前よりもずっと進化していて、今どき「据え置き型」のオーディオ機器なんかアドバンテージがほとんどないんですよ。
特にアナログの回路の充実している “伝統的な” DACやアンプは発熱と消費電力が大きく、小型化やモバイルでの運用がきわめて難しい問題があります。
いろいろと電力ロスが大きいため、実用的だとは私は到底思えません。
ホームシアターのような大きな製品を絶賛する一方、こうした小型のDACを過小評価するのは時代錯誤というか「偏見」に近いものがあり、現状を正しく捉えることができていません。
最近ではもう「有線」のイヤホンが廃れつつあることも忘れてはいけませんね。
完全ワイヤレスでいかにバッテリー寿命を延ばすとか、BAドライバーを詰め込むとか、平面駆動とかデザインとかを求めています。
結局のところ好みの問題であり、自分の好きなものを選べばいいのです。
高級オーディオの「違いがわかる」アピールをするよりも、好きなゲームで遊んだほうがマシですよ。
2025年9月現在、この製品のレビューは
生成AIで書き起こしたような文章と独特の表組みのものばかり公開されているように見受けられます。
それに違和感を覚えないというか、「レビューすらAIで十分」だと感じるなら参考にしてください。
2025年10月、買って1ヶ月がたちましたが、まぁこれは買わなくてもよかったかなというレベル。
DACの音質は好みだしゲームの効果音がとても高解像度に聞こえるのはいいんだけど、やっぱりデバイスが認識されないことが多いのはストレスになる。なんで3.5mmジャックにスイッチをつけたんだろうなwww
XDUOO Link 2 BalをUAC1.0モードで使用すれば完璧に動作するから、Hammerhead V3の不安定さとクロストークの大きさというデメリットのほうが大きくなってしまう。