いいぞーこれwwwARCは「ヘッドホン」だけでなく感度の高いイヤホンでも非常にいい!
これは普通に使える。ボリュームノブの音量レンジが非常に広く、出力インピーダンスが低い(ゼロに近い)ため、ほぼ無音から爆音まで細かく調整可能で、イヤホンでもホワイトノイズはまったく聞こえない。
IK Multimedia ARC ON·EARレビュー Windows11に接続するとUAC2.0で動作するも「音飛びしない」
結局SeeAudio Bravery'24と麻婆豆腐のレビューはどうなんだよ どっちを買えばいいんだよ 2025年9月最新版
Bravery'24の空間表現のよさが頭2つ分くらい抜き出ていて麻婆豆腐を圧倒しているw
これはもうFPSゲームで使うならBravery'24一択だわwwww
どちらもボリュームノブは9時~10時の位置で十分。
2時あたりから無音時のホワイトノイズがかすかに聞こえるが、それで再生すると爆音なので12時を超えるボリュームで使用することは絶対にないはずだ。ノイズの問題は実質ないといっていい。
麻婆豆腐のほうがBravery'24よりもARCの補正による変化を強く感じられるようだ。
しかしARCのヘッドホンモデルにはどちらも登録されていないため、無選択の状態でキャリブレーションとフェーズアラインを適用するのがはたして正当であるのかどうかは不明だ。
特定のターゲットカーブを指定していない状態での位相補正は何に対して行われるのかが謎である。
ARCという「リファレンス(とみなすヘッドホンアンプ)」を使用してわかるのは、一聴してBravery'24のほうが情報量が多く高解像度に感じられるのだが、実際に聴き比べてみると麻婆豆腐のほうが豊かで正確に再生されていることである。両者は姉妹品だがけっこう違う。
ARCの売りであるスタジオシミュレーションやヴァーチャルスピーカーズによる変化を楽しめるのは麻婆豆腐だ。
ゲームしかやらない人はBravery'24が完璧におすすめなのだが、いろんな音楽やASMRも聞きたいなら麻婆豆腐に分がある。
極端に説明すると、Bravery'24で楽曲を聞いてもボーカル(歌声)がBGMのように聞こえてしまう。
これが空間表現の優れた特性と相まってFPSゲームでは有利に働き、キャラクターボイスやNPCのセリフが飛び交う場面でも気が散らされずに物音に傾聴することができる。
ところが音楽やミュージックビデオなどをBravery'24で視聴すると、肝心の肉声がBGMと同化しているように聞こえて物足りなく感じる。これが欠点といえば欠点なのだ。
同じ曲を麻婆豆腐で聞くと、歌がきちんと歌らしく聞こえる。“強調” というほどではないが、かなり歌声に焦点が合っていて妖艶に感じられるチューニングがされている。
そしてBravery'24と比べて全体的に「音が近い」。悪い言い方をすると「音場が狭い」のだが、モニター用のサウンドはだいたいこういう雰囲気である。音の1つ1つを注意深く追えるようにするため、広がりや開放感は抑えられ、定位がきっちりしていることが多い。なので麻婆豆腐のほうが原音に忠実、味付けの少ないイヤホンということができる。
なおARC ON EARに付属されている6.3mm変換プラグは麻婆豆腐にもBravery'24にも物理的に挿せない。ネジ式ではなくパチンと挿し込むタイプのプラグが別途必要である。
とりあえずヘッドホンモデルが無選択の状態でキャリブレーションを有効にした場合の挙動というかアルゴリズムがよくわからないwwwターゲットが指定されていないのに、何に対して補正をかけているのだろう??
雨音を再生しながらキャリブレーションを切り替えてみると、無効では「ザーーー」という感じに聞こえるのが、有効にすると「ドーーー」という感じに変わる。……説明がわかりにくいかもしれないが、一聴してわかるくらい音が変わる。
ARCのアンプは接続するヘッドホンに対して能動的に電力供給量を調整し、適切な負荷分配を行うゼロインピーダンス設計のため、ATH-R70xaも9時~10時の位置で十分な音量で再生することができるようになっている。
音圧感度もインピーダンスもまったく違うイヤホンとヘッドホンなのに、どうしてアンプのボリューム位置を変えずにどちらも同じくらいの音量に聞こえるのか不思議に思われるかもしれないが、これはARCのDSPがインピーダンスに応じてゲインを自動調整しているか、電圧フィードバック回路で出力安定化を図る設計になっているはずだからだ。詳しい原理が公表されていないので正確にはわからない。
とにかく優れたアンプというのは音量調整にわずらわされることなく適切な音量で聞くことが可能な構造になっている。
9時で小さめ、10時でちょうどいい、11時で大きめ、12時でうるさい程度に聞こえるのが目安。
高品質なボリュームコントロールを備えたDAC/アンプではこういう仕様が基本だ。
ARCはそこからさらに音量を上げても歪みやクリッピングが起こりにくい設計で、非常にポテンシャルの高いアンプを実装していることがわかる。これで「鳴らしきれない」ヘッドホンはないといっていいだろう。
廉価な製品ではボリュームを最小にしても「イヤホンだと音が大きすぎる」、ボリュームを上げていくと音が割れる、最大にしても「ヘッドホンだと音が小さすぎる」などのトラブルに悩まされる。
イヤホンのインピーダンスをアンプの出力インピーダンスで割った数値を「ダンピングファクター(DF)」といい、DFが小さくなるとドライバーの制動力が悪くなり、特にBAイヤホンは低音がブーミー、高音がピーキーになる問題がある。
ARCのアンプはゼロ(に限りなく近い)インピーダンスの理想的な出力となっており、DFが高くなり、BAイヤホンの音質を損なうことなく再生できるのだ。
そのためBAイヤホンに例の「インピーダンスケーブル」を使用すると音質が著しく悪くなる。
アンプとイヤホンの間に抵抗が増えることでDFが小さくなってしまうからだ。
イヤホンの「リケーブル」は内部の抵抗をわずかに上下させることによるダンピングファクターの変化でBAドライバーの動作を変え、結果的に音質が変わるという仕組み。
DD型イヤホンやヘッドホンではドライバーの動作が原理的に変化しにくいため、BA型のようにリケーブルで音質の変化を実感しづらく、ホワイトノイズ対策に有効といえる。
ところがBAイヤホンを同様にすると、ノイズはなくなるが音質がまるで別のイヤホンのように変わる問題がある。
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