イヤーピース(イヤーチップ)はしばしば雑菌の温床となり耳に炎症を起こすことが知られています。
面倒がらずに手入れをしたほうがいいでしょう。
洗顔や歯磨きのように習慣にすればよく、時間もほとんどかかりません。
幸いシリコーン製のイヤーピースは容易に掃除することができます。
ティッシュペーパーなどを使うと細かいホコリが付着してしまうので、糸くずの出ない布やクリーニングクロスで拭き取ります。
微量の食器用洗剤と水で固く絞ったマイクロファイバークロスが理想的です。
ヘッドホンも耳に当たる部分とヘッドバンドを拭き取ります。
手入れしたあとは風通しのよいところに保管します。
イヤホンメンテナンス要員を部署ごとに配置するのもいいかもしれませんね。
イヤーピースの清掃だけでなく電気接点のクリーニングや、ワイヤレスなら充電管理も必要です。
イヤホンは機種によって形状がさまざまであり、イヤーピースの装着がしづらいものや、充電ケースに入れる向きがわかりにくいものなど慎重を要します。
多数のイヤホンを管理するのにごちゃ混ぜになるのが恐怖です。
ある程度イヤホンの機種に詳しい人で手先がそれなりに器用でなければできない仕事。
たとえば10セットのワイヤレスイヤホンを持ってきて、1つずつ掃除したあと間違えないように元通りにできるか考えましょう。
意外と時間がかかるし、イヤホンが混ざらないように置き場を確保しなければならず、とにかく一度やってみれば難しさがわかると思います……
刺身の上にタンポポを乗せるよりも高度な仕事です。
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