2022年6月7日火曜日

高音域が16kHzから再生されない・歪むデバイスがある…ローパスフィルターで意図的に高域をカットしているのだろうか

44.1kHzを超えるサンプリングレートで再現された音声は高音の波形がひずんでしまうらしい

の記事でも書いたのですが、ハイレゾである以前に16kHz以上の高音を正常に再生できないデバイスがあります。

Audacityでサイン波を生成し、Razer Seiren V2 Xのヘッドフォン出力で聞いてみると一目瞭然。
16kHzを境として高調波歪みのノイズが聞こえるようになります。

気になってほかのデバイスでも試してみると、G5では「キーーーーー」という高音がたしかに再生されているのに、Seirenは「デュイゥイゥイゥイゥイ…」というひどく波打ったようなノイズに混じった”ひずみ”が聞こえるだけでした。

聴力の問題ではなく本当に音がひずんでいるのです。




じへいが「YouTubeの音声は16kHz以上の周波数がカットされている」という検証をしたように、そもそも高域を再生しないデバイスがあるということなのです。

ここからわかるのは、「モスキート音」や「聴力テスト」などは専門の機材と環境を用意しなければできないということ。
ネットで手軽にできるテストを信用してはいけません。

単なる再生数稼ぎを目的とした視聴者を煽る動画に釣られないようにしてください。

高音域を正常に再生できない環境で17~20kHzのサイン波を出力しても、まったく異なる音が聞こえてしまってテストにならないからです。

ムキになってボリュームを上げすぎると聴覚を損傷し、取り返しがつかなくなる恐れがあります!
実際に聞こえているのは高音ではなく「ひずみ」です。

20kHzの音を聞き取れることと、20kHzの音を正しく再生できる環境は別問題。
これが本当に重要です。


なぜ「ハイレゾは怪しい」「オカルト商法」といわれているのかがわかるでしょう。


ハイレゾ音源があっても、再生する機器が意図的に高域をカットしていたら何の意味もありません。

再生されていない音を「聞こえる」「聞こえない」といって盛り上がることこそオカルトではないでしょうか?

なぜ意図的に高域をカットしているのかは、4年前に書いた記事を読めばわかる通りです。

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