2022/06/20

役立たずをクビにしたとたんに立ち行かなくなった職場がたくさんあるらしい…


創作かと思いきや全国的によくある話のようで、働きアリのような虫さんの世界ですら確認されているという……

職場で自分より格下がクビにされると、
ツギハオマエダ
という流れになって退職者が続出し、人材喪失に歯止めがかからなくなるもよう。


私はそれがずっと信じられなかったんですよね。

無能な人材なんか1人もいないほうが職場環境はよくなるものだと思っていました。


しかし実際は……そうではないと……


無能な底辺労働者をクビにすると、それまで格下のいることを心の拠り所としていた層が「ツギハオマエダ」という不安に駆られるようになり、職場全体が上手く機能しなくなってしまうんです。

業績が悪い、協調性がない、遅刻をする、その他いろいろ問題があるといった理由で安易にクビにしてしまう人事や経営者こそが「無能」なんだそうです。

「少数精鋭」なんてもってのほか。
ブラック企業の発想そのものでした。

人材も消費も本来どんどん増やしていかなければならないのです。


人材を切り捨てまくって「たまたま成功した」事例を針小棒大に取り上げて神格化しているだけで、それにならってもほとんどの会社や事業所では失敗してしまうんですね。

そりゃ成功例だけを見れば革命ですよ。

同じことをすれば成功すると思うのがそもそもおかしい。
馬鹿の一つ覚えとはこのことです。



よく考えてみると……盛大に釣られてしまっているようですね。

ビジネス書、自己啓発本、怪しいコンサルタント……

人をだますことが一番儲かるようになっているのがいけません。

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