少しでも評価されるところがあれば自信を得られるということでもあるんですよね。
自信喪失につながる材料や条件が多すぎるため、少しでも異なる角度から見てもらえるようにすることが肝要です。
一見どこにもいいところがなくても、自分を含めた先祖代々が「淘汰されることなく生き残ってきた」という事実があるではありませんか。
たとえば怒りっぽくてすぐカッとなる性格は非常に悪いことと思われがちです。
しかしそういう人は往々にして「怒りの感情が長続きしない」特徴を持っています。
普通の人より怒りが早く収まり、少し時間が経過すれば何事もなかったかのように対応できる……
実はそれが強みになっているんです。
危険が差し迫っていて、ほかの人は冷静に判断を下しているとき、怒りっぽい人は反射的に身構えたり攻撃したりします。
その行動の早さが功を奏して命の危機を切り抜けた過去がある……
とっさに取った行動がたまたまよかったと。
奇妙に思われるかもしれませんが……
適者生存というのは意外と一瞬で命運を分けるのです。
長い試行錯誤や下積みの成果というより、たまたま生き残ったという感じ。
……「自分」という存在が今なお生きているということが何よりの証拠です。
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