食べたものがすべて栄養として有効に機能するわけではありません。
人間は冬眠をする動物ではないし、深刻な飢餓に耐える構造を持ち合わせてもいないので、食べたもののいくらかは「無駄」になります。
食べたものを余すところなく吸収するようになったら肥満まっしぐらです。
余分に食べたものを有効な状態で蓄えたり、体の成長のために都合よく消費したりすることはできません。
食べ過ぎは害になるということがまず理解できると思います。
「すべてが養分になるわけではない」というところからは、日常のあらゆる経験は必ずしも有意義ではないことがわかります。
というかほとんどの活動は有意義でもなく必須でもないのです。
しかし……
あらゆる活動や情報に何かしらの意義や理由を見出そうとする人は少なくありません。
食べたものすべてを吸収することはできないのと同じように、あまり考えすぎると精神的な負担が増えます。
「これは別にどうでもいいこと」「忘れたほうがいい」「もっと面白いことがほかにある」と切り替えることが大切です。
間違っても自分の排泄物を再び食べるような真似をしないように……
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