適性がない未経験の自分でもなれそう☺
コンテンツができる以前は、たしかにそうであった。
経験のない初心者たちが手探りで製作し、同志と集い、高め合い、勢力を伸ばしていった。
しかし成熟しパフォーマンスからビジネス、ライフスタイルへと昇華するにつれて当初の「一般人」や「素人」では対応できない熟練と適性が求められるようになっていく。
YouTuberやインフルエンサーが成長して「2世」が産まれると、子孫はスタートラインから優位となる。
スポーツや政治とまったく同じ構造である。
親がスポーツ選手の場合、子はその素質を持って生まれてくる可能性が高い。
親が政治家の場合、子もまた政治家になるよう徹底的に訓練される。
とにかく「一般人」とは出生の段階から違うのだ。
「Vtuberに自分でもなれそう🤗」と思っている中高生は多い。
しかしそのような「自分でもなれそう」という軽率な考えや、「YouTuberになりたい」という純粋な思いをどれほど強く持っていようが、すでに洗練されたマニュアルを持っている者や、スタートラインから優位に立っている者には到底及ばないのである。
YouTubeは2005年2月に設立されもう20年以上の歴史がある。
2005年2月に生まれた者は今年21歳である。
「デジタルネイティブ世代」を両親に持つ者も珍しくない時代になれば、そういう方面に興味も関心も適性もない親から生まれた子供がYouTubeで成り上がるのはますます困難になってくる。
勝手にハードルを上げ、勝手に難しくしているのだ。
狭き門なのに、そこを通って入ろうとする。
それは挑戦ではなく……ただの身の程知らずなのだ。
もっと易しい仕事がいくらでもあるのに、宝くじで高額当選するよりも当たらないコンテンツで成功しようとするのはなぜなのか。
……ギャンブルが廃れない理由がよくわかる。
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