かつて実際に行われた「魔女狩り」と同じような集団心理が現代のSNSではよく起こり、正義を振りかざして集団が個人を攻撃する構図が見られます。
きっかけは判然とせず、誰かの思い込みや憶測、衝動、反射でもたらされ、高い攻撃性を執拗に繰り返す地獄絵図のような光景になりがちです。
暴走した正義は収まることを知らず、攻撃の対象を最終的に「抹殺」するまで続きます。
ところでその魔女は一体なんの罪で吊るし上げられたのでしょうか。
寄ってたかって攻撃に加わっている人も、冷静に考えると対象の罪状や事態の背景をよくわかっていないのです。
コミュニティーからの追放、アカウントの削除、コンテンツの閉鎖など、相手を社会的に葬り去ることでしか終わらない……
「令和の魔女狩り」はいつどこで何が原因で起こるかわからないうえ、炎上を装った宣伝行為である可能性もあり、嘘を嘘であると見抜けない人々を疑心暗鬼に陥らせるのに十分な脅威となっています。
さらに恐ろしいのは、冤罪については寛容で、行き過ぎた攻撃や尋問の末に相手を死に追いやった場合でも、謝れば許されると思っていることです。
「どちらの罪が重いのか」の量刑の段階であるのにもかかわらず、冤罪を作り出したことについては無罪放免を主張する……。
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