基礎研究を怠ると年単位での損失が大きくなります。
子供の教育費や待遇をケチると10年後には取り返しのつかないことになるでしょう。
基礎研究の先行きは不透明なところが多いので、すぐに成果の得られる目先の欲に駆られるのは仕方がありません。
つまり新規なものを作るのではなく、既成品のパクリやコピーばかりに専念するようになる。
既存のものをいじくり回し、単なる劣化コピーを褒め称える……
それでも「昔は」改良したものを作り出すこともできていましたが、今となってはそれも叶わず、後追いを評価せざるを得なくなり、「そもそも何もしない」のが最善とさえいわれる時代です。
何度もいうように「現状維持」と「前例主義」ではそうなってしまうのです。
「前例がない」から新しいことに手を出さない。
あくまでも後攻。
何か事が起きてから、それに対して反応をする。
といえば聞こえはいいですが、「手を出さない」のではなく「手を出せない」のが本当のところ。
やらないのではなく、やれない。
何でもかんでも慎重になりすぎて、完璧主義で、とにかく失敗を恐れ、あらかじめ作られた流行に乗るしかなくなった。
初めから評価の定まっているものを目指すせいでみんな同じ様相になってしまう。
何が面白いんだそんなもの。
だから冗談でもいいので新規なネタを投下すると思いのほかウケるんですよ。
そうやって世の中を動かしたほうが私は面白いですけどね。
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