AIイラストが連日話題になっていて、現役の絵描きもそうでない人も白熱した議論を繰り返しています。
これまで絵で食べてきた人も、これからAIに商機を見出した人も、何が起こるかわからない将来への不安と期待から攻撃的な振る舞いを見せています。
「絵師を潰すかAIを潰すか」というのは、まさに人間対AIの構図です。決して映画や小説の話ではありません。
いや、正確には人間対AIではなく
人間対AIを利用した人間の争いです。
結局のところ争いに発展させるのは人間なんですね。
便利な道具が出てきても平和的に運用できない悲しさ…
興味深いのは、見当違いの意見や門外漢が増えれば増えるほど盛り上がるということ。
内容の真偽や議論が問題なのではなく、単に「掃き溜め」となっているだけなのです。
イラストレーターもついムキになって自分の手の内を明かしたり、「AIはここが苦手だから見分けられる」などとアドバイスをしたりしてどんどん墓穴を掘っています。
そう……
人間がAIを育てている現実があるのです。
どんなに批判や非難をしているつもりでも、「敵に塩を送る」のと本質的に変わりません。
まぁ、そもそも「敵」だと思ってしまうことが問題なんですよね。
道具に過ぎないものを恐れて排除しようとする……
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