Logicool G433のボリュームコントローラー。 |
ケーブルの途中についているヘッドセットもあればイヤーカップについているものもありますが、ボリュームコントローラーとしての原理は同じものです。
ただしこれは3.5mmプラグのアナログ接続の場合だけです。「TRRS」や「ステレオミニ」ともいいます。
USBケーブルやBluetoothで接続するタイプのヘッドセットは、同じボリュームコントローラーといっても中身が可変抵抗器ではなく、接続先(PCやスマホ)のシステムのボリュームを直接制御する仕組みになっています。アナログ接続に対してデジタルと呼んで差し支えないでしょう。
ここではアナログのボリュームコントローラーについて説明します。
サウンドデバイスのボリュームを50に。 |
PCのオーディオ端子に挿す場合も、外付けサウンドカードに挿す場合も、ボリュームを50にしてください。
次にヘッドセットのボリュームコントローラーを操作して最小にしましょう。いきなり最大にして接続すると音が大きすぎて耳を痛めてしまう恐れがあるからです。必ず最小に絞っておいてください。
ヘッドセットのマイクが着脱式であれば、ここでマイクを取り付けてください。あとからマイクを取り付けるとシステムに認識されない場合があるからです。
そしてヘッドセットのプラグをサウンドデバイスに接続し、頭に装着します。
ゲームを起動するなり音楽を再生するなりして音を出します。
ボリュームコントローラーを少しずつ操作して音が聞こえるまで大きくしましょう。
このとき左右の音量をよく比較してください!
実はボリュームコントローラーは可変抵抗器という性質上、音量の大きさによって左右のバランスが微妙に崩れることがあるからです。これをギャングエラーと呼んでいます。
音量を調節している最中にノイズが聞こえることもあります。
ノイズがなくて、左右の音量が等しくて、適切な音量に聞こえるように微調整します。
アナログのヘッドセットの音質が悪いと感じたら、この手順で適切な音量に調整すると改善される場合があるので、ぜひ試してみてください。
デバイスのボリュームを可変抵抗器で絞れば「ホワイトノイズ」をほぼ消すことができるメリットがあるのも大きいですね。デバイスからヘッドセットまでデジタル接続の場合は可変抵抗器を介入させることができないので、どうしてもホワイトノイズが聞こえてしまいます。特にBluetoothイヤホンで顕著です。
デジタルのヘッドセットは、ヘッドセット側にDACとアンプ、ワイヤレスの場合はさらにバッテリー、はたまたLEDライティングを搭載しているものも多いため、アナログに比べて重たくなりがちです。
このことからもゲーミングヘッドセットはデジタルで処理が完結するものよりも、別途サウンドデバイスを用意してアナログで接続できるものを選んだほうがいいと思います。USBケーブルを着脱することすらできないヘッドセットは、断線しただけでも全体が使い物にならなくなってしまいます。
このことからもゲーミングヘッドセットはデジタルで処理が完結するものよりも、別途サウンドデバイスを用意してアナログで接続できるものを選んだほうがいいと思います。USBケーブルを着脱することすらできないヘッドセットは、断線しただけでも全体が使い物にならなくなってしまいます。
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