こんなに勢いのある葉が出ているのを見るのは苗を買ってきたとき以来のことです。
これまでずっと一部が枯れたり折れたりした葉と、真夏に伸びてきた弱々しく「筒状になっていない剣葉」を残したまま、まったく剪定せずにいました。
「食虫植物は剪定しない」という誤った認識があり、長らく不適切な管理を続けてしまいました。
やはり古くなった葉は切らなければならないようです。
残酷に見えますがサラセニアの葉をすべて剪定したほうが新芽が元気に伸びてくるのです。
真冬に剪定することによって株元に貴重な光が当たりやすくなり、まだ花芽が地上に出ていないので誤って花を潰す心配もなく、サラセニアを買ってきたときのように蘇らせることができます。
かわいそうかわいそう!と言って剪定せずにいるのは、逆に植物を弱らせて葉や枝の勢いを失わせてしまうので、適切な時期にヴァッサリと切ることがとても重要です。
初めての剪定では「おいおい死ぬわあいつ」と思うくらい深刻ですが、春になって元気よく芽吹くのを目の当たりにすれば正しい判断であることが実感できるでしょう。
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