最近、「なぜSeeAudioは40kHzのような超高域の周波数レンジをスペックに書かないのか?」と聞かれることがあります。
— SeeAudioEngineer (@seeaudio_laoma) May 23, 2025
実際、KAGUYA2・HAKUYA・MOBIUSなど、多くのモデルで使用しているESTドライバーは、70kHzまで出力可能です。ドライバーの能力としては全く問題ありません。… https://t.co/BPFgQJyyv9
時の「マイナスイオン」と同じで日本向けのオーディオビジネスでは「ハイレゾ」がよく出てくるのだが、実際のところ単なるマーケティングであってスペックや原理的には妥当ではない。
しかし正論は本当に伸びない。
話題や拡散性に欠けるので、ハイレゾを推したほうが都合のいい側面もある。
事実でないのに大衆に受け入れられているフィクションとはそういうものである。
たとえ便利な道具に囲まれているとしても、あえて原始的な手段を選ぶのは正解の一つ。
こだわりを売りにしているのなら、それを捨ててまで新たなものを選ぼうとするのはリスクが大きいかもしれない。
まず、2% の THD は特定の周波数帯にのみ現れ、全帯域の平均 THD は 1% 未満です。YUME4 は決して DTM… https://t.co/TDM9E7h293
— SeeAudioEngineer (@seeaudio_laoma) March 9, 2025
オーディオは当事者がその本質がオカルトであると知らずに語るため話が噛み合わないことが多い。
聴覚には正誤も真偽もなく、ただ好みの問題だということである。
SeeAudioの自由奔放なイラストや「麻婆豆腐」などのネーミングセンスからもわかるように、音楽に関して徹底的な議論や格付けをしたいのではなく、ただ「楽しんで」聞いてもらえたらいいのだ。
SeeAudioはイヤホンを売ることよりも、自分たちの手で作ってその喜びを分かち合う様子が実に楽しそうである。
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