ヘッドセットマイク用のスポンジだけを買いました。
G433のブームマイクには「マイクロポップフィルター」がついているのですが、実際には鼻息で吹かれて「ボボボボボ」と不快なノイズが入ってしまいます。
そこでスポンジを追加しました。
マイクの先端からスポンジの穴を突っ込みます。
ちょっとサイズが小さかったかもしれませんが、集音部分を覆うことができました。
( `・ω・) ウーム…
以前、クイックルワイパーを巻きつけていたのがバカバカしくなりましたwww
スポンジもいいのですが、一聴するとG433のほうがPRO Xより大きな声に聞こえるものの音割れしていることがわかりました……
途中でケーブルを抜いてPRO Xに交換しました。
驚いたのはマイクの音質よりもヘッドセットの装着感です。
61グラムも軽いG433よりも、PRO Xのほうが快適なのです!!
ヘッドセットの重量だけではなく、ヘッドバンドやイヤーパッドの材質と、頭部にかかる圧力の分散の違いがポイント。
PRO Xは「ふわふわ」「ふかふか」な低反発素材でできていて、頭部の形状に応じてやさしく包み込むような状態を保ちます。
圧力が上手く分散されるため、帽子をかぶっているような感覚です。
ヘッドセットの重さはあまり関係ないんですね。
「300g超えは重たい」なんて話を真に受けてはいけません。
軽さを求めすぎて音質や耐久性や装着感が犠牲になっている製品もありますから;;
G433にスポンジをつけただけでも「吹かれ音」は軽減されますが、そもそもマイクの音質自体がPRO Xよりかなり悪いので微妙でした。
ちょっと大きな声を出すと音割れしてしまいます。
PRO Xのマイクは音割れなどなく、よりクリアで明瞭な声に聞こえます。
再生音質については…
G433は「イヤーパッドの高い通気性により低音が犠牲になっている」といわれていましたが、実際には「低音が持ち上げられている」感じがしますね。
低音が出ていないわけでは決してありません。
妙な味付けというか加工された低音のように聞こえるのです。
人によってはG433のほうが好みかもしれません。
むしろPRO Xのほうが低音が控えめに聞こえます。
控えめといっても抑圧されているのではなく、G433と比べて繊細で透明感のある鳴り方という意味です。
G433は「低音の膜が張ったような」印象ですが、PRO Xはその膜が取り払われて自然に聞こえている印象です。
私はPRO Xをオススメしますね。
ヘッドセットの「重量」だけを比較するとG433のほうが軽くてよさそうに思えますが、実際に装着してみるとG433は圧力の分散があまりよくなく、頭頂部に異物が乗っている感覚がします。
PRO Xは頭部をやさしく包み込み、圧力が集中せず適切に分散されています。
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