ああ、どうして「営業」という仕事が成り立つのかわかった気がします。
パパ活は営業に過ぎないのに、本気の恋愛や結婚すれすれの展開(演出)に釣られる人がいるからです。
それで「ビジネスなのにガチになる客がいて困る」という。
パパ活は立派な仕事、商才の必要な事業の一種なんですね。
「彼女が出来ないオタクと彼女が出来るオタクの違い」からもわかるように、出会った直後に1対1の親密な関係に持ち込もうとするのは多くの恋愛において失敗します。
なのでそこに商機があるわけ……
グループより個別チャット、多人数より2人だけで遊ぶことを好む人をターゲットにしています。
しかし実際の恋愛や結婚で重要なのは、個人の能力や単身の振る舞いよりも、集団や社会性がどうであるかです。
真剣に出会いと恋とパートナーを求めている人はそこを見ています。
逆にいえば、もっぱら遊びや営業が目的の場合は個人しだいということ……
それで全国で続出しているのが「おぢ」。
おぢという言葉が早くも「チー牛」のように定着してしまいそうですが、それなりの教養・資産・地位を持っていても色恋沙汰には弱く、問題は日々深刻化している状況です。
オンラインゲームでも昔から「オープンチャット」や「公開セッション」が苦手なプレイヤーがおり、閉鎖的なコミュニティーを好み、個別にメッセージを送りまくるといったことはありました。
ところがそういった「根暗」よりも「俺TSUEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE」のほうが圧倒的に目立つためにあまり問題視されていませんでした。
現実ではそうはいきません。
どちらの様相も目立ち、問題になります。
ええ、「個人」の実力や人格なんて実はどうでもいいんですよ。
集団の中でどう振る舞うかが大切なんです。
一方的にしゃべりまくるとか自慢するのではなく、誰に対しても “適切に” 受け答えができるとか、配慮が行き届いているかどうか、他人の間違いや失敗を許せるか、など……
外見やスキルよりもはるかに重要です。
2024/05/12
パパ活で新たな弱者「おぢ」…令和の結婚詐欺
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿