「成功すれば自分の手柄、失敗すれば他人のせい」にするような人は生き残っても、自責の念に駆られる人は………その矛先を自分に向けてしまいます。
私はずっと、(他人の)間違いや失敗には寛容であるべきだと考えていました。
しかしそれでは不十分なのです。
他人を許してばかりいると、やがて行き場を失った憤りがその人自身に向けられるからです。
………
誰かを傷つけるのではなく自分を攻撃してしまう。
……最終的に自殺する可能性が高くなる。
自分の間違いや失敗に対しても寛容になる必要があるのです。
それは非常に難しい。
なぜなら……
難しくなるように教育されているから。
教育は裏目に出ることが多い。
すべてを網羅しようとすればするほど足りないところがかえって目立ってしまう。
寛容な精神を育む「必要性」があるのは、世の中が不寛容であふれているためです。
そう……
不寛容な人が多いから、甘んじて受け入れる損な役回りをしなければならない人がどうしても必要なのです。
なんだよ……結局それって大昔と何も変わっていないじゃないか。
スケープゴートというか……立場の低い人の存在によって安息を得る……
「寛容さが大切!」なんてあまりにも上から目線な話です。
だってそんなことみんなわかっているからですよ。
不満をぶつける相手のいない “末端” は収拾がつかなくなっていますよ。
助けるべき相手を間違っている。
2023/09/11
自殺が増える原因…間違いや失敗に不寛容なのは “その人自身” だから
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