悪意あるユーザーによる妨害工作が原因だと思われがちですが、実際には健全な利用者の興味や関心が失われることが最大の原因です。
無料で盛り上がっていたコンテンツが「収益化」をちらつかせるのも打撃となります。
純粋に、というか単純に面白いコンテンツに面白い利用者が集まって成り立っていたものが、時の流れとともに「クソつまらないユーザー」の巣窟となり、面白い人はよそへ行ってしまいます。
いずれにせよ関心がなくなることで廃れていくのです。
「一部の熱狂的な信者」が牽引していることもありますが、やがて話題についていけなくなる利用者が続出し、「何がすごいのかよくわからない」流れになるとおしまいです。
オープンなSNSは本当に熱しやすく冷めやすい。
しかも冷めたときは、元の温度より低くなる最悪の展開になることも。
そのときの気まずさには耐えがたいものがあります。
楽しめるのは一部の人だけ。
手の届く相手に手を伸ばそうとするので、有名人ほど「はしごを外される」のが深刻です。
よくできた仕組みですよね。
人間にはそういう心理というか本能が備わっているので、特定の人物や価値観 “だけ” に支配されることのないようになっているからです。
それで結果的に「多様性」が生まれているというわけです。
もし特定の人物、特定のアカウント、特定の言説ばかりがいつまでも幅を利かせる世の中だったら、その文明はまったく成長しないことになります。
2023/09/04
コンテンツを潰すのは荒らしや妨害ではなく「無関心」
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