早打ちや連打もさることながら、ゲームは文章入力にはないキーの組み合わせや「長押し」をする場面がとても多いからです。
キーボードのスペック、特に「耐久性」に関してはキーを押す回数ばかりが示されていますが、実際には回数よりも押されている時間のほうが重要です。
通常の文章作成やデータ入力であれば、基本的に押したキーはすぐに離すと思います。
ところがゲームの場合はキーを押し続ける機会が多いのです。
ゴムの反発力でのみ制御されているメンブレンキーボードを長く押し続けていると、指への負担が大きくなります。
キーボード側にも負担がかかり、全体的な寿命を縮め、チャタリングを起こし、特定のキーが反応しなくなることさえあります。
低品質なキースイッチが壊れやすいだけでなく、キーキャップも摩耗しやすい材質でできていることが多いために快適な操作を妨げます。
スイッチというのは「押されたままになる」ことを想定していません。
必要に応じて押して離すものだからです。
しかしゲームでは押しっぱなしにすることが多い。
……
仮に「1億回の打鍵テスト」をクリアしたキーボードがあったとしても、「1万時間の押下テスト」を突破できるとは限りません。
ずいぶん早い段階で故障するかもしれません。
反復動作に強くても、長時間の圧力には耐えられない可能性があります。
2023/09/05
やっぱりゲームこそ高級キーボード(メカニカル・静電容量)を使ったほうがよさそう
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