サーキュレーターは前方に空気を押し出して移動させる働きに目を奪われがちですが、実際にはサーキュレーター後方(背面)に向かって吸い込まれる空気の流れが重要です。
冬場はサーキュレーターを天井(!)に取り付けて床に向けて送風すると効果的……と思ってしまうかもしれません。
そうすると暖かい空気はサーキュレーターの設置された天井に向かって勢いよく集められてしまいます。
暖かい空気は依然として天井付近に多く滞留することになり、床まで降りてくる暖気は制限されます。
手をかざしてみてください。
サーキュレーターの前方よりも後方が暖かくなっていることがわかります。
そこに暖気が集められているからです。
つまり天井に設置するのではなく床に置いて水平に送風したほうが、集めた暖気を床付近に留めることができ、人の生活圏の温度を上げられるというわけです。
「冬場はサーキュレーターを天井に向けて部屋の気温を均一化する」といわれますが、そもそも「部屋の気温を均一化」する必要性がありません。
人の生活圏は床に座っていれば1メートル、立っていても2メートル未満の高さなので、部屋の上半分の気温は無視してもいいはずです。
床で水平に送風したほうが暖気を低い位置に留めることができるので、部屋全体を考慮しなくても快適な気温に近づけやすいでしょう。
だまされたと思ってやってみてくださいwww
2023/02/23
サーキュレーターは「床と水平に設置」するのが基本
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