2023/02/16

少子化の原因「相手がいない」「本能が拒否」

給料や待遇の以前に相手がいないという深刻な問題。

「友達」としてはよくても、配偶者として適切な相手を見つけなければ解決しません。


しかし実際にどういう基準で選ぶことが適切なのかは誰にもわからないのではないでしょうか。
「見合い」はただの妥協に過ぎないものの、昔はそれでどうにか食いつなぐことができていました。


金銭や名誉、容姿や技能をちらつかせて寄ってくる相手は適切といえますか…?


「金の切れ目が縁の切れ目」というように、本来の目的を果たせない可能性があります。



本能が避けるという致命的な問題もみられます。


「悪い」ものを挙げればキリがない。

しかし消去法で決めていいものではありません。


自分で相手を見つけられない人に代わって紹介する制度も不満が募ります。


人はたとえランダムな要素やギャンブルであっても、自分の意志で選びたいという欲求を持っています。
数学的にはまったく意味のない選択でも、「コントロール幻想」という心理が働いているのです。

相手がいない人に対しては、まず自分の意志で選ばせることが大切なのでしょう。

「見合いであることを伏せて好みの顔写真を指差したら本人登場」のようなドッキリでも有効かもしれません。



人間は……本能も鈍ってきています。


間違いや危険を見抜けずに事故に遭ったり詐欺に遭ったり。
理性的な判断も本能的な反応もあてにならないことが多いです。


私が常々思っているように、この世の本質はランダムで制御不能だとすれば、悩みの種の一つは消えるのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿