唯一の正答を求める教育しかしないから、学習といえば「暗記」と「反復」になってしまう

 投資や賭けをせずに現状維持に徹し、結果のわかっていることばかりを繰り返す。

衰退の一途をたどる原因は、やはり「教育」が不適切だったからでしょう。

唯一の正答、結果のわかっていること、一定の評価が保証されているもの。

それを目指すのが一番安定していると思われがちですが、安定を得るためにどれだけの犠牲が伴っているのかをまったく理解していません。

誰かが得れば、別の誰かは失うことになる。

あらかじめ答えのわかっていることにしか取り組まないというのがどれほど狂っているかわかるでしょうか。

世襲とか血筋とか……もう限界だと思いますよ。


暗記と反復だけで通用する “舞台” を整えるために莫大なリソースをつぎ込んでいるのです。


そんなことで外部と戦えるはずがないでしょう。

競争力なんて高まるわけがない。むしろ競争しない構造だからどんどん弱っていく。

逆にチャンスなのか？

想像以上に衰退し弱体化した人々は簡単に倒せるし、操ることも容易なのではないか…？
拠り所とするのが「暗記」と「反復」の産物しかなく、基本的にマニュアル通りにしか動けない人間は真の弱者。

新規なことを始めようとすると真っ先にルールを作ろうとする。

それが多くの可能性を潰し、新しい概念や様式を受け入れられない人間を量産し、いつまでたっても現状維持のまま何も変らない社会を生み出してしまいました。