ともにLogicoolのGシリーズ、PRO XとG433のUSB DACです。
G-HUBをインストールしていない環境では、どんなにマイク音量を上げてもG433はPROのような声で収録できません。
G433のマイクのプロパティで「カスタム」タブにある「AGC」にチェックを入れ、OKを押しましょう。
AGCというのはオート・ゲイン・コントロールの略。
この動画の音声を聞けば、最初は妙に小声ですが、数秒で徐々に大きくなっているのがわかるでしょう。
動画の開始5秒と10秒付近を比較すればはっきりとわかります。
AGCによって声の大きさが自動的に最適化されているということです。
……けどまぁそれだけです。
音量が上がったり下がったり不安定になって「聞き苦しい」箇所もあるので、あまりAGCを過信しないように…
今さらG433をわざわざ買う人はいないと思います。
買うならPRO Xです。
G433のほうが軽量ですが、ヘッドセットのブームマイクの音質自体がよくないので、PRO Xをオススメします。
PRO Xは別売の高品質マイクBlue ICEPOPに換装できるのもいいところ。
最初は標準マイクより「こもった声」になるのが気になっていましたが、Blueのほうが好感が持たれるようです。
PRO XやBlue ICEPOPが気になっている人は買うといいですよ。
これほど不満のないヘッドセットは珍しいです。
ゴミのようなソフトウェアを入れる必要もないし、なんならPC直挿し(オンボード)でも平気です。
オーディオ機器の物理的な音質は正直もう「頭打ち」で進化の余地がないため、ソフトウェアやワイヤレス、小型化、多機能化、省電力、拡張性、SDGs、RGBに光る、などといった余計なところで付加価値を与えるしかないのが現状です。
私たちはその本来必要のないものにお金を払っていることが多いんですよ。生活必需品はどこでも安く買うことができ、すでに誰もが持っています。
機械が進化しても人間の聴覚がそれに追いついていません。
コンピューターが1世代と2世代で劇的に変わることはあっても、人類の子孫はそんなに早く進化や適応をすることができないのです。
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