まず「部屋全体の空気を循環させる」という「常識」を疑ってください。
人間は和室なら畳の上に座るし、洋室なら椅子に座ります。
部屋の高さとしては「下半分」でしか生活していません。
たとえ立っているとしても、身長が3mもなければ部屋の「上半分」など考慮する必要がないのです。
天井に張り付いて暮らしている人がいれば話は別ですが、一般的には部屋の下半分を冷房・暖房で快適にすれば済みますよね。
どうして「部屋全体」を快適にしようとしてしまうのか。
サーキュレーターを天井に向けて送風すれば、たしかに部屋全体の空気が循環して温度が均一に近づきます。
…それがどうしたのですか?
部屋全体が均一の温度になったからといって、部屋全体を利用するわけではないことは明白です。
だまされたと思ってサーキュレーターを床に置いて水平に送風するようにしてみてください。
冬の暖房の暖気がサーキュレーターに吸い寄せられ、床へ送られて快適になります。
夏の冷房の冷気がサーキュレーターに吸い寄せられ、床へ送られて快適になります。
ほんとですよwww
「なんでわざわざ天井の空気を動かそうとする必要があるのかw」と気づくはずです。
サーキュレーターは「送風」の要素ばかりが注目されますが、実際には「吸風」の作用がとても大きいため、冷暖房によって調整された空気を引き寄せる働きをします。
逆に天井付近を快適にしたければ、サーキュレーターを部屋の高いところに設置するのが有効です。
2024/06/01
人の生活圏は部屋の “下半分” …床付近に限定されているのだからサーキュレーターを天井に向けるのは間違い
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