弱者には需要がなく、将来も希望もないと悲観することが多いです。
しかし…ちょっと待ってください。
その判断は間違っています。
そもそも人間に需要などあったでしょうか?
誰かが勝手に言い出したことです。
そのときから無価値なものに価値が与えられ、需要に対して供給が生まれるようになりました。
初めから需要があった人間など存在しません。
とりあえず生まれてみて、リソースを消費して、何かしら有意義な活動を行おう。
最初に理由や動機、使命や目的を与えられているわけではないんですよ!!
弱者はその……世の中の真理や仕組みを常に逆向きに考えてしまう傾向があるんです。
自分には需要がなく、誰からも必要とされていないのはみんな同じです。
上級国民には価値があると思うかもしれませんが、それ以上に恨みや妬みを買っているでしょう。
価値があるかないかなんて単に視点の違いでしかないんです。
無価値なものに価値や用途を見出すのは簡単だし、大昔から行われてきたではありませんか。
土の塊には価値がありませんが、誰かがそれで器を作ることに成功したんです。
石と石をこすり合わせていたら火を起こすことができたんです。
初めから設計図や説明書や仕様書があったわけではありません。
知性のない動物が包丁を手にしても凶器にしかなりませんが、少しでも頭の回る人ならばそれで料理を作ることができます。
弱者は包丁を「殺傷道具」としか認識していないようなものです。
包丁に殺傷力があるのは事実ですが、それは使い方の問題にすぎません。
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