2022/11/13

無駄じゃなかった、不要じゃなかった

「隣の芝は青い」とか「逃した魚は大きい」とか「酸っぱいブドウ」というのも多いですが、意図的に切り捨てたものが実は必要だったという後悔もまた非常に多いです。
自分の意志で計画的に物事を選択しているつもりでも、何が必要で何が不要かというのを事前に判断することは難しい。

必要なものが偏ってくると脆弱性が問題になってきます。

バベルの塔に集まった人々が散らされたのもそういうことなんですよね……


みなが一堂に会して天まで届く塔で暮らすなんて多様性のかけらもなく、とんでもない競争の格差社会を生み出すだけです。

現代の建築技術をもってしても作れないし、仮にできたところでゴーストタウンになると思います。どうせ誰も住まない。

どんな形であれ多様性は残しておかなければなりません。

優劣や美醜によって分けるばかりではなく、文字通りの多様性が重要です。


多様性を認めないのも多様性の一つ。


ややこしいですが、世の中には多様性に不寛容な人もいるので、それを尊重することも必要なのです。

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