人間の団結力は恐ろしいですね。
少しでも遅れる者、要領の悪い者、運の悪い者を寄ってたかって排除する動きが強まってきています。
個人としてはよくても全体としてはあまりにも不寛容で、どんどん余裕が失われています。
「弱者排除」の流れを引き起こしているのは余裕のなさです。
すでに徹底した守りの体制に入っていて、少しでも被害や犠牲を抑えるために弱い者を切り捨てる段階になっています。
保健室登校の児童に無思慮な言葉をかけて不登校に陥らせるのもそれが原因です。
自分の立場を守るのが精一杯の人には弱者を助けることはできません。
むしろ排除することで力を誇示して達成感を得るのです。
それはおかしいと思うでしょう。
弱者こそ居場所と逃げ場を必要としているのに、どうしてそれを周到に奪っていいのでしょうか。
やはり本気で潰そうとしているからではないでしょうか。
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