「人類は世代交代が遅すぎる」──しかし引き継ぎの問題があるので仕方がないんですね。
数千年前に比べてやるべきことが増えてしまったので業務の引き継ぎが煩雑化しています。
もし完全にデータ化したら人間が不要になるジレンマもあります。
知識や技術を次の世代へ移す仕組みができたら、もうそれは人間である必要がないからです。
年齢制限ではなく「成長する見込みがあるか」「生産性があるか」という基準で人間を選ぶのも「差別」ということになってしまうでしょう。
100歳になってから豊かになる人もいれば、10歳で幕を閉じる人もいるのです。
すべての人を納得させることは不可能です。
しかも「多数派」が必ず正しいとは限りません。
何が正しくて何が最善かは「わからない」のです。
わからないというか「決まっていない」といったほうが適切かもしれません。
生物は「多様性」によっていろいろな条件に対応させ少しでも生存率を上げるようになっています。
99%が死滅するより、98%で済むほうが「正しい」と考える。
そのためにはどうすればいいのかというと……
とにかくいろいろ試すしかありません。
それが多様性です。
0 件のコメント:
コメントを投稿